呪術廻戦 [短編] ４

最強(悟) 2 ページ21

-


僕と女を交互に見て言う。
うげ。まだ居たのかよ。


悟「違う！違う！声掛けられただけ！知らない人だよ！」


と誤解されたくないからAの手を握ったが反対側の腕に巻き付く女。


女「そうだよあんたおじゃま虫だからどっか行ってよ！ねぇお兄さん♡こんな愛想もない女より私の方がイイコトしてあげれるよ♡」


は？こいつまじで何言ってんの？
僕は掴まれてた腕を思いっきり振りはらい


悟「僕の彼女のどこが愛想ないって？言っておくけどAは歩いてるだけで可愛いから。可愛いの塊で出来てんの。お前みたいな下品な女と一緒にすんな」


ガチトーンで言ってしまった為、女は固まり何も言えずにいた。
そして僕の彼女はクスクスと笑っていた。
はい、可愛い。←


『ごめんね〜この人私じゃないとダメだからさ♡』


満面の笑みで皮肉を言う彼女に僕はキュンです！ってなり女は恥ずかしいのか顔を真っ赤にさしてその場を去って行った。


悟「せっかくのデートなのに時間無駄にしちゃってごめんね？」

『ううん。面白かったし私は気にしてないよ？それに…』

悟「ん？」

『私も悟じゃないとダメだからね？』

悟「…っ」


何この可愛い生物は？
あ。僕の彼女か。
理解するまでわずか0.1秒。


『悟？大丈夫？』

悟「スゥーーーーハァーーーー…ごめん。Aが可愛い過ぎて息するの忘れてた」

『…あっそ。それより甘いの食べたーい！パフェ食べに行くよ』

相変わらずドライな彼女だけどぼくにとっては唯一無二の最強に可愛い彼女♡


-

好男(七)→←最強(悟) 1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す