【06】トレイ ページ6
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「うっわ……すっげぇ！」
「おう、サンキュ」
俺が何に歓声をあげたかっていうと。
目の前に並ぶ、松潤特製の夕食。
今日はオムレツだ。
ケチャップで”Welcome!!”と書かれていて、めっちゃ嬉しい。
いつ以来だろう。
こんなに、肩身の狭い思いがない、メシ。
いつも、親戚の人に気を使って、
何もできない俺を養ってくれている、
だから迷惑はかけられないと…
でも、今日からはそんなの気にしなくてもいい。
よく、シェアハウスは気を使わなきゃいけないから嫌だ、そう言う人が居るけど。
俺にとっては親戚との同居よりかは全然ましだ。
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そこで俺は、食べる主が居ない、１セットの夕食を目にする。
それはトレイに乗せられていて。
「…それ誰の？」
「ああ…。翔さんの隣の部屋の人の。」
答えたのは松潤だった。
青い部屋の人…。やっぱりいるんだ。
「俺、持っていこうか？挨拶したいし…」
「いや、止めた方がいい。あの人すっげぇ人見知りするから。
和じゃないとダメなんだよ」
松潤に提案するが、バッサリと切り捨てられてしまう俺の案。
そっか、人見知り…。
もしかして……引きこもりさん？
しかも……ニノしかダメ？
松潤とか雅紀、結構前から住んでるって言ってたけど…。
「翔ちゃん、誤解しないでね？
リーダーは、おっきい怪我を心にしてて……今、頑張って治してる最中なんだ。
そこに、他人が入り過ぎると気が散っちゃうでしょ？
それに人見知りが酷いっつっても、体調がいい時は普通にここに出てくるからさ？」
「……そっか」
そこへ、トイレから戻ってきたニノが加わり、トレイを手に取った。
「それじゃ渡してきます」
「おう。よろしく」
翔さん、片付けるよ？とすっかり空になった俺の皿を松潤がさげて行く。
「うん、ごちそうさま」
「次、風呂翔ちゃんの番だよ？」
分かった、と雅紀に返事をすると、タオルを借りて風呂場へ向かった。
「……あ、隣の人の名前、聞くの忘れた…」
まいっか、と呟いて。
ラッキーアイテム
革ベルト
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和翔(プロフ) - はじめまして！和翔、と申します。私のプレリスに載せてもいいですか？ (2013年4月19日 23時) (携帯から) (
レス) id: bcd2c4470f (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 桃恋さん» はじめまして！作者のけいです♪ありがとうございます！お返事遅れてしまい申し訳ありませんm(__)m (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 3104ckさん» あ、ありがとうございます///嬉しいです♪何作か他にも中途半端な作品があるので読んでみてください(笑) (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - きゃりーぱんぱんさん» ありがとうございます♪お返事おくれてしまいすみません(汗)きゃりーぱんぱんさんまで泣いていただけたのですか！いやー、小説を書いてて良かった！って思えますね♪ありがとうございます！ (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 智歌さん» ありがとう！お返事おくれてごめんね(汗)うちが一番ハッピーエンドでホッとしてる(笑)出来たのでぜひ来てね♪ (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けい | 作成日時：2012年9月3日 16時
