【05】俺の部屋 ページ5
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玄関の前を通過し、廊下に繋がっている階段を静かに上った。
明日はきっとたくさんの荷物が手の中にあるから、大変だろうな、なんて考えながら。
全部で１５段程度の階段を上り切ると、左右に広がる廊下。
目の前には、左側から青、赤、緑、黄色、紫の扉。
ああ、あそこか…、と俺は赤い扉を目にしそちらへ歩みを進める。
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ドアノブに手をかけ、扉を引いた。
どうやら新しい様で、「ぎぃぃ」みたいな音はしなかった。
中を覗き、足を踏み入れる。
「うわぁ……」
お世辞とか全然そういうのじゃなくて。
部屋の中は、まじですっげぇ綺麗だった。
壁紙は目に痛くない薄い赤。
どちらかというとピンクにも近い感じ。
俺は赤好きだし、よかった。
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大きなベットが１つと、いわゆる勉強机のようなものが１つ、その横に本棚。
それしかない部屋だが、風呂は兼用で大きなモノが１つ、
食事はさっき４人が集まっていたシェアルームでするらしい。
食費や家賃も４人で割り勘らしいから、お金の節約にもなっていい。
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俺は１人勝手に満足すると部屋を出た。
その時。
―――ガタンッ
「…！？」
隣の青い扉の部屋で、物音。
まさか……泥棒！？
俺は確認しようと、青い扉のドアノブに手をかけた。
”青い扉の部屋は……絶対に開けないで？”
頭によぎったのは雅紀の言葉。
…もしかしたら、住人は５人なのかもしれない。
ここに住んでる人は、なんか訳ありで……
病気をこじらせてて、あんまり人前に出て来れない…とか。
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俺はドアノブにかけた手をひっこめると、階段を下り、シェアルームへと戻った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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和翔(プロフ) - はじめまして！和翔、と申します。私のプレリスに載せてもいいですか？ (2013年4月19日 23時) (携帯から) (
レス) id: bcd2c4470f (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 桃恋さん» はじめまして！作者のけいです♪ありがとうございます！お返事遅れてしまい申し訳ありませんm(__)m (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 3104ckさん» あ、ありがとうございます///嬉しいです♪何作か他にも中途半端な作品があるので読んでみてください(笑) (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - きゃりーぱんぱんさん» ありがとうございます♪お返事おくれてしまいすみません(汗)きゃりーぱんぱんさんまで泣いていただけたのですか！いやー、小説を書いてて良かった！って思えますね♪ありがとうございます！ (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 智歌さん» ありがとう！お返事おくれてごめんね(汗)うちが一番ハッピーエンドでホッとしてる(笑)出来たのでぜひ来てね♪ (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けい | 作成日時：2012年9月3日 16時
