今日:1 hit、昨日:34 hit、合計:19,868 hit
小|中|大
32話・愛を少し感じた ページ43
今回短いです!
ーーーーーーーー
そこから2ヶ月が経った。
私は今や本部の嫌われ者。
廊下を歩けば足を引っ掛けられて転ぶのは当たり前。
転ぶと見せかけて転ばないけどね。
上の者に挨拶をすれば嫌な顔をされるのが当たり前。
原因は全部ココリ。
有る事無い事言って、私をやめさせようとしているんだね。
最近は公然暴力も当たり前になってきた。
やり返したいが、、尋問官というのをバレてはいけない。職務は全うする。か弱い一等兵を演じる。
『ココリさんの痛みを知れ!そしてお前は海軍を出て行け!!』
『このクソ女!!』
罵声や怒声が飛び交うのも、当たり前。
つい最近、拷問を担当した女の人が言っていた"愛"が少しだけわかった気がした。
私はみんなから愛されていたんだな。
少しだけ、愛を感じた。
ーーーー
尋問官ちゃん、これからどうなるんでしょうね!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
53人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:酸性雨の1つ | 作成日時:2023年8月21日 22時