6話・サイコーな一等兵の裏側 ページ11
クザンside
書類がダルくて部屋を出てそのままどっか行こうかなとしてたら、武器庫からAちゃんが出て来た。
ちょうど仕事終わりか。
そう思い強引にお昼に誘った。
隣でサンドイッチを頬張っているAちゃん。
彼女はいつもニコニコしていて、人が良さそう
に
本当はウチに秘めた大きな底知れぬ闇を持っている。
末恐ろしい。
彼女の仕事場を見た時の感想がこれだった。
いつもニコニコしている彼女には、裏があった。
本当はとんでもないサイ.コパスだったんだ。
でも、気づいても遅かったと悟った。
そんな彼女もを、美しいと思ってる自分がいるのだから。
尋問はそう言う仕事。そう思う事にした。
実際そこを除けば、ただの可愛い一等兵。
戦える強い女の子なだけ。
鉄の匂いが残るAちゃんは、相変わらず微笑んでいる。
糸目だから目はあまり見えないけど、チラリとサングラスの奥から見える瞳は、酷く黒い。
いつもニコニコしている彼女を見て、また末恐ろしいと共に、可愛いと思っていた。
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公開可能なサイコパスの情報
・異性を惹きつける魅力がある。
・目の奥は笑ってない。
・外面を偽る。
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作者名:酸性雨の1つ | 作成日時:2023年8月21日 22時