NEWSの愛言葉�

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*増田*

昨日のことがあったから、この局に来るのが本当に嫌だった。


でも、仕事だしな....。


微妙な気持ちで楽屋のドアを開けると、なぜかソファーに顔をうずめている手越がいた。


増「おはよ・・・って手越どうしたの？」


声をかけると、手越が俺のほうを見た。


手「まっすー・・」


目は潤んでいて、泣いていたことはすぐに分かった。


なんかあったのか？


増「どうしたの？なんかあった？」


荷物を置いて、隣にしゃがんだ。


でも、手越は俺が居るほうと逆をみていて、こちらを見ようとしない。


増「手越を心配してるんだよ？」


肩をつかんで無理やりこちらをむかせると、明らかに顔がゆがんだ手越。


増「肩、怪我してるの？ちょっと見せて。」


服をずらそうとすると、俺の手をつかんで見せないようにしてくる。


手「平気だから。やめて・・・」


増「平気なら平気でいいから！」


服をずらして肩を見ると、赤紫色になっていて、さらに腫れていた。


なんでこんなことになってんだろ・・・


サッカー？でもこんなことにはならないだろ・・・


いろいろ考えてみるけど、応急処置のほうが先だ。


増「理由聞くのは後にした。医務室まずいこう。」


手を差し伸べて、手越に声をかけるも、手をつかむだけで立ち上がろうとしない。


増「ほら、行こう！」


手「・・・まっすー。立てない・・・」

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