4.Next stage ページ5
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体育祭で優勝した喜びも束の間、次は合唱祭に向けての練習が始まった。
そう、吹部の活躍する行事だ。
そこで、私は悩んでいた。
伴奏者をやるか、指揮者をやるか、だ。
私は去年、伴奏者をやって伴奏者賞とやらを貰った。そこは別にいい。
私はピアノが弾ける。だから伴奏をやったほうがいいのかもしれない。
でも、私は、指揮者もやってみたい…でも指揮者は希望人数が多いから…希望調査は明日までなんだけど、まだ凄く悩んでる。
『＿＿＿って考えてるんだけど、どうしたらいい？』
「俺に言われても…」
と、いうことを伏黒君に相談中だ。
「白羽なら指揮者でも伴奏者でもいいと思う。自分の好きな方をやればいいんじゃないか？」
『どっちもやりたい』
「できねぇだろ！」
そんな事を繰り返していた。私自身、伏黒君とプライベートの話をこんなにするとは思わなかった。
「俺は＿＿＿＿…指揮者、でいいんじゃないかと思う。やってみたいんだろ？」
『！…うん、じゃ、そっちに…するよ』
「あ、いや、結局は自分の好きな方で＿＿＿＿」
『いや、これでいい。先生に渡してくる。ありがとう、伏黒君！』
次の日、指揮者オーディションがあった。
私のクラスで指揮者に立候補したのは私含め4人。
私はなんとかミスなくできた＿＿＿＿けど、なれるかどうかは不安だ。
ちょっとモヤモヤした思いを抱えながら、部活へと行く。
『あ＿＿＿＿』
音楽室の壁に寄りかかり、誰かを待っていたような＿＿＿＿伏黒君がいた。
え、なんでここに？
『ふし、ぐろくん？なんでここに…はっ、まさか吹部に入りたくなったとか…』
「なわけねぇだろ。もう終わったのか？」
『何が？』
「オーディション」
『あ…うん。終わった。手応えありだけど、ちょっと不安かな』
「そうか。…きっとなれる」
『！え…なんで？』
「白羽ならいけるだろ。おつかれ」
それだけ言って、伏黒君はスタスタ歩いていってしまった。
その背中に向かって、
『ありがとう！』
とだけ叫んだ。
5.This is the only leader.→←3.Adolescents can’t help but think you’re cute.
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ヒカル(プロフ) - アジア人の末裔さん» まあ…？そんな感じですね…？笑 ぶっちゃけ実話なのは前半だけですね笑 (3月9日 12時) (
レス) id: 2ed2dbe4a3 (このIDを非表示/違反報告)
アジア人の末裔 - 今気づけば半分実話…ということはつまり主さんがこんな素敵な恋愛をした可能性があると…！？そう捉えていいんですかね！！！ (3月7日 21時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - 奥宮。さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！もうなんかほんとに思い付きなので…笑 そう言って頂き嬉しい限りです！ (11月12日 20時) (レス) id: feae8b7922 (このIDを非表示/違反報告)
奥宮。(プロフ) - はちゃめちゃほのぼのとしてて、めちゃおもろくて好きです！！！更新楽しみにしてます！！ (11月12日 19時) (レス) id: 6e2eb1af59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカル | 作成日時：2023年11月5日 19時
