私の兄のメンヘラ研究【ブルーロック】

研究14 ページ17

・


○月◇日




　
　



玲王は凪くんのことが好きだということが判明した。








私は新しい扉を開いた気がする。うん。


















でも、これからどうしようか。




恋愛感情が分かったのは、大きな一歩だと思ったんだけど…その先にどう繋げればいいんだろ。



















てか昨日の玲王、乙女っぽかったけど、あれでもメンヘラ説浮上してきてる人だし…



















と、私は一人で頭を悩ませていた。



















　






『こういう時の凪くんじゃん』









思い立ったらすぐ行動。これ私のモットーなんで。












私は早速凪くんに会いに行った。















＿＿＿＿＿






『なーぎくん』

「え、なんでいんの」

『家くらい知ってる。相談しに来た』



















ということで、凪くんの家に凸りに来ました。











本人は寝っ転がってゲームをしていた。パジャマで。









『…凪くんしか頼れないの。お願い』



















上目遣いでお願いしてみた。そしたら、凪くんは面倒臭そうに「しょうがないなー」と言って話を聞いてくれることに。優しい。









「どしたの」

『研究のネタが尽きた』

「早」








凪くんはうーんと頭を捻った。その後も二人で話し合って、一つの結果にたどり着いた。



















「『他の人にも協力してもらおう』」

研究15→←研究13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す