私の兄のメンヘラ研究【ブルーロック】

研究11 ページ14

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○月□日









強力な助っ人を手に入れた翌日。






「おーいAー！起きろー！」




『ん…兄ちゃんうるさい…まだ寝る〜…』



















今日は休日だから、10時までぐっすり寝る予定だったのに。




私の兄は叩き起こしに来た。



















「うるさいとはなんだ！せっかく兄ちゃんが起こしに来てやったのに」



『別に頼んでなーい…てかまだ8時半でしょ？兄ちゃんも寝よーよー』



















どうでもいいけど、私は朝が苦手だ。


でも兄ちゃんは目覚ましぴったりに起きる。ちょっと怖いくらいに。












「あーあ、残念だなA。お前が楽しみにしてたコーヒークリームのパン、俺が食っちゃうぞ？」


『…食ったら怒る』


「はは、じゃあ起きろよ！」



















そう言って、無理矢理布団を引っぺがされました。








『む〜…この鬼め』


「ほらほら行くぞー」


『待って兄ちゃん。顔洗ってから行く』


「おー。てか、今日は"兄ちゃん"呼びなんだな。兄ちゃん嬉しいよー」


『…忘れろ！』


「えーなんでだよ。中1まで兄ちゃんってくっついて来てたじゃん？」


『だーかーらー！忘れて！！！』
















朝から騒がしすぎて少し注意されたのはまた別のお話。

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