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The gears started turning ページ9






「は〜…兎に角怪しそうなところはないな」

「僕、敵かと思ってヒヤヒヤしちゃったよ…」




コードレスとルクスはそう呟いた。

出身地、AUの崩壊の主な原因、ここにはなぜ来たのか。

ブレンドが持って来た資料を元としてOFFが淡々と機械的に質問していったが…




一つとしてクノウの言い分におかしいところは見当たらなかった。



尋問が終わり、OFFが「終了…何も怪しいところナシ!」っと言った途端、皆、安心からか電池が切れたかのように崩れ落ちた。







「あー焦った焦った。びっくりしたぜ」

「……」

「ホント、ここで戦う羽目になるかと思ったぞ」





ライトが安心からかクノウの肩をポンポンと叩いても、クノウは何も反応を示さず、ただ貼り付けたような笑みで周りを見渡しているだけだった。

そんなクノウにレネビアとカースは恐怖を覚えたようだったが、対してOFFはつまらなさそうにただクノウを見つめている。


ブレンドは穏やかな顔になり、クノウに手を差し出した。








「ん〜…まだ気になるところはあるが、兎に角敵ではなさそうだな。よろしく、オイラはブレンドだ」

「僕はクノウ!よろしくねブレンド君っ!」







クノウはブレンドの手を握り怪しく笑った。







「…いだだだッッ!痛い痛いっ!」

「どうしたっ!!」







ブレンドがクノウと握手していた右手を押さえながら悶え始めた。

それに気づいたパラレルが急いでブレンドの元に駆け寄る。

クノウは驚いた顔を見せ、







「え!?ご、ごめん!!握る力間違えちゃったよ…」






と申し訳なさそうに言った。

周りはそんなクノウに違和感を覚えつつ何も怪しいところもないので「これがコイツの性格なんだろ」ぐらいで済ませていた。

一人の例外を除いて。






「あの子、僕のAUで見たような……」









そう顔を青ざめながら呟くカースを見て、クノウは楽しそうに笑った。











【うん、順調みたいだ】

「…」

【これから、君の力が役に立つからね。『りこちゃん』】

「…はい」








山梨りこ

suitable role→←unexpected intruder



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りこーだぁ☆(プロフ) - スイカさん» 有難うございます… (5月7日 20時) (レス) id: 95793b217c (このIDを非表示/違反報告)
スイカ(プロフ) - 素晴らしい作品をありがとうございます。 (5月7日 19時) (レス) @page9 id: 4a3feaa9bb (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - りこーだぁ☆さん» 了解です!!もう1人がお世話になったので大丈夫ですよ! (4月28日 22時) (レス) id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
りこーだぁ☆(プロフ) - 紅奈虹夢@虹茶さん» 出ました〜!!!!アッド君遅くなってごめんね…😢君の遠距離射撃のシーンもカッコよく作るからもうちょっと待ってて…!!! (4月28日 22時) (レス) @page10 id: 95793b217c (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - おおおおおお!出てきた (4月28日 22時) (レス) @page10 id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りこーだぁ☆ | 作者ホームページ:無い  
作成日時:2024年3月20日 13時

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