【REBORN】私たちは夜空を見上げる 19

1359. 味方ってなんだっけ ページ30

イタリアside




ベルとフランが木をつたり指定されたポイントに立つ。

ぴょんぴょんとうさぎのように・・・カンガルーのように？

木を跳んで移動する2人は本当にすごいと思う。





ところでフラン君。









どうして君の背中には味方のはずのベルのナイフが沢山刺さっているのかな？






フラン「ベンセンパーイ。このいかにも特注品だぜーっていう自己主張の強いナイフー。

いい加減抜いていいですかー？」






いいよ。抜けよ。さっさと抜けよ。

刺さったままで動くとか危ないでしょ。






ベル「・・・・磨いて返せよ。」


フラン「いやですよー。こんなもの。こんなもの。」



そう言ってフランは背中に刺さったナイフを抜いてポキポキと折り始める。




ベル「てんめっ」

フラン「あ、怒ったんですかー？

折らずに捨てるので許してくださいー。」


ベル「捨てんな！」






フランが折られてない無事なナイフを指に挟んでプラプラしていたその時だった。





フラン「え？あっ。」





フランの手にあったナイフがプラプラした反動ですり抜け、そのままポーン・・・・






ベル「カッチーン」

フラン「ゴクリ」



＊全て自分たちの口で言っております。




そしてベルはボックスを解放。

出てきたのは嵐属性のミンク。



ミンクはフランの背後に隠れていた敵どもを一掃する。




フラン「おーセンパイ気づいてたんですねー。

でもセンパイー。





環境破壊って考えたことありますー？」




森がすごく燃えてる。

敵とともに燃え盛ってる。








？「お久しぶりでございます。ベル様。」


その声とともに燃え盛ってる火が雨属性のペリカンによって消された。


？「幼少期に城で使えていました。オルゲルトです。そしてこちらは王となられるお方、あなたの兄君、ラジエル様です。」






兄君？

ベルって家族と使用人全員殺したんじゃなかったっけ？







フラン「え？」

ベル「あり！？」



あ、ベルも驚いてた。

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