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1354. 勝手に殺すな ページ25

隠れて出る隙を伺っていた私たち。


出るタイミングを失った上に私たちが死んだことにされそうだったから隠れるのをやめて姿を見せることにしたよ。





『生きてるよ。』




ラル「凛、千亜紀!」
クローム「凛お姉ちゃん!千亜紀!」



『やっほーラル、クローム。』





ラルが蒼白だった顔で私たちを呼ぶ。

私と亜紀が死んだ話でそんなに青白い顔して・・・・なんか申し訳ない。



一方クロームはランボ君を両手に抱えて走り寄る。

突進してきたクロームを抱きとめて2人の状態を確認する。

うん。

クロームもランボ君も怪我は無さそうだね。







『頑張ったみたいだね。』



そう言って私はクロームとランボの頭を撫でる。

クロームは私を見て恥ずかしそうにはにかんだ。






草壁「お二人とも、ご無事でしたか。」


草壁さんも来てくれた。

私は2人を撫でるのをやめて、草壁さんに向き合う。





『私たちは隠れてたので。



お疲れ様でした。

草壁さん。』





草壁「あ、ありがとうございます。(恭さんの事も含めて大変だった;)」





私が草壁さんと話している間に亜紀はクロームと筆談している。

そういえば、クロームは今自分で幻覚を補っている筈だけど立っていられるんだな。


お守り渡し忘れたり途中で気を失ってたから少し心配だったけど・・・クロームが成長しているからだな。









ツナ「や、山本!!まだ動かない方が・・・」



必死に止めようとするその声に反応して見る。





するとデーチモが言った通り。


ヨロヨロと足を動かす山本君。



足取りは重く、安定しなくて。

頭を抑えながらゆっくり、でも確実にこちらへ歩いてくる。








武「凛、千亜紀・・・


怪我は?」




ついに山本が私の目の前まで来た。



(随分疲れた顔してるな。)







『・・・ないよ。』

武「そっか。


良かった。」




ホッとする山本君。

今にも倒れそうだ。






『疲れてるならせめて座りな。』

武「ははっ・・・そーする、の、な。」




フラっ

トサっ







ツナ「や、山本!!」

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まくすうぇる(プロフ) - もしや、黒達がせがんでいたあの人形は…! (2019年9月12日 10時) (レス) id: d72df01982 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - ぬこぬこさん» それ凄いですねw (2019年4月27日 15時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
ぬこぬこ(プロフ) - ツナをシーチキンになるまで殴ってやりたいお(´・ω・`)ゴラァ (2019年4月16日 21時) (レス) id: a359276646 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» ありがとうございます。新しい生活が始まって戸惑うことがありますが時間があるときには更新できるようにしたいです。コメントありがとうございます。 (2019年3月31日 22時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
アイ - 更新嬉しいです!なぜか見るたびにドキドキしてもう色々ヤバいです!続きを楽しみにしてます*\(^o^)/* (2019年3月31日 11時) (レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みこと | 作成日時:2019年2月15日 0時

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