【REBORN】私たちは夜空を見上げる 19

1337. 暇人と巻き込まれ人 ページ8

NOside




ポイズンクッキングバージョンバレンタインチョコから逃げ回るツナとそれを追いかけるビアンキ。


そのまま玄関を抜け外へと飛び出し走り去る二人。









その様子を二階から見ていたリボーンはあるところへとそれを眺めながらある所へと電話をかける。



電話はすぐに繋がった。









リボーン「今日は悪かったな。」



？｛いえいえ、私達には何の被害もなかったからね。何がしたかったのか分からないけど。}



リボーン「ちょっと思いついたんでな。ビアンキがチョコ作ってたのもあるが。」



？｛暇人か。｝



暇人である。





？{でもまさか・・・




1人も欠けずに店を出たのに服を変えて顔を隠したくらいで見失うなんて思わなかったよ。｝





リボーン「ある意味すげーな。

でも山本は違和感あったみたいだぞ。」




？{六人で店に入って六人で店から出てきたら普通疑問に思うけどね。

まあいいや。チョコ、どうだった？}




リボーン「ああ。美味かったぞ。

あんな美味いものをツナは食べられなくて残念だったけどな。」




？{ちゃんと尾行できなかったあいつが悪い。

用意はしてたんだけどね。


帰ったら犬に食べられたよ。}




リボーン「食い意地張ってるな。」





？{おかげでご飯入らなくなってしょんぼりしてたよ。}




リボーン「そっちも自業自得じゃねーか。






ところで・・・・6人って言ったな？


凛と千亜紀、クロームで3人。

残りの三人は








誰だったんだ？」




軽い沈黙の後、電話の相手が話し出す。




？{・・・・・・それは}

プツ



ツー、ツー、ツー。









リボーン「切れたか。もしくは切られたか。

・・・・さて、おれはそろそろ寝るぞ。」



ホワイトデーのお返しは何にしようか。







・









？「いきなり切ること無かったんじゃない？」


？？「教えたら駄目。」


？「はいはい、分かったよ。


ほら、夜も遅い。

もう寝よう。」









・









それは、





新しくて古い。









私の家族だよ。

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