検索窓
今日:9 hit、昨日:5 hit、合計:51,726 hit

1279. 医療室 ページ48

恭弥に連れられて付いてきた医療室。

中にはクロームが血を流しながら寝ていた。








ツナ「か、神森さん。・・・神、嚙さん。」







草壁さんに支えられるようにして対面するデーチモ。

ドアの仕切りを挟んで対面しているので、どちらかが動かない限りとうせんぼだ。









クロームの近くにある白かったはずのシーツ。


血に染まり赤くなってる。




一般人には、見るのも酷な事だろう。









『いける?』


ツナ「え?」








デーチモの声には反応せず私はクロームと、その周りのもののみに目を止めて。

私の声に反応出来るものに問う。








亜紀〈・・・いける。クロームは大事な友達。

?妹?〉



『あー、その場合どうなんだろうなぁ。

今度みんなと相談だな。』





家族のような妹のような・・・はっきりしないね。









亜紀と手を繋いで、デーチモの横を通り過ぎる。


デーチモの方を見ず私の足が前に出たのに気づいた草壁さんが、察してデーチモを寄せて避けてくれたよ。









近くに来ると私たちに気づいたクロームが目を見開く。

私たちになにかを言おうとしたみたいだが出てくるのは血。



息をするのも苦しそうだ。








『落ち着いて。


まずは自分が助かる道を選びなさい。

後でゆっくりお話ししよう。




でも今クロームは内臓に集中。

難しいかもしれないけど、いつかは自分でやらなきゃいけないものだ。

クロームはもうそれだけの力を骸に教えてもらったはずだよ。』

1280. 一命をとりとめます→←1278. 失われた内臓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みこと(プロフ) - 華洛さん» ありがとうございます。そう言って頂けると私も作っていて良かったなと思えます。もし良かったら今後も読んでください。コメントありがとうございます。 (2018年12月10日 18時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
華洛 - 滅多にコメントはしないのですが、いつも見てます!大変でしょうが頑張ってください!話の構成などとても上手で読む度に好きだなぁと感じます! (2018年12月10日 16時) (レス) id: 9541a4b548 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» 気分を害するコメントに心当たりが無いのですが・・・更新頑張りますね。コメントありがとうこざいます。 (2018年11月26日 21時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
アイ - 私のコメントで気分悪くしたらすいません(><)更新の続き待ってます! (2018年11月26日 21時) (レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» ありがとうございます。日本語力がありませんが伝わるように頑張りたいです。コメントありがとうございます。 (2018年11月24日 22時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みこと | 作成日時:2018年10月26日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。