1235. 着物 ページ4
着付けしました。←唐突
亜紀は銀の淵と水色と黄色の特徴的な蝶の髪飾りをつけた。
一目見て気に入ったらしい。
蒼〈凛の色ね。〉
蘭〈そのまんまだな。〉
亜紀〈・・・・うるさい。〉
『あ、あはは;』
むすっとする亜紀に思わず苦笑い。
でもまあ、
『似合ってるね。亜紀。』
亜紀〈!ほんと?嬉しい。〉
嬉しそうにはにかみながら笑ってくれた。
言ってよかった。
そして亜紀拗ねさせた蘭・・・あとで覚えとけよ?←絶対覚えてないよ。
おっと、着物の説明がまだだったね。
簡単に言うと
黒。
蘭〈それは完結すぎだ。〉
・・・・・・
ベースが黒。
小さな黄色い花が咲いている。
亜紀の肌が白い分黒い着物でよく映える。
黄色い花は決して派手ではなくむしろ控えめ。
少し大きめに黄色い蝶が描かれているのが綺麗だ。
『本当に似合ってる。
センスが良いね。』
亜紀〈ありがとう。〉
金〈さすがは亜紀。〉
沙羅〈私も考えたんだよ!〉
『沙羅は客観的に見れるからその分亜紀に合う色が選びやすそうだね。』
あ、ちなみに亜紀に着付けたのは私だよ。
蒼〈ちょっと凛ちゃん?
客観的に見れるという点なら私たちも同じよ?〉
白〈綺麗なの選んだ!!〉
黒〈凛すごく似合ってる!〉
蘭〈・・・・そんなもんだな。〉←ちょっとそれはどういう意味だ?
蘭〈お前が似合わないとは思っていない。〉
『・・・・・デレた?』
私は白い小さな花弁に真ん中が薄っすら青い石がついた髪飾りを頭につけてる。
私の髪が青と白だから髪飾りが選びにくかったんだろうね。
二人ともよく見つけたな。
青い髪の部分に白い花弁。
髪はストレートにしてあるので白い毛先が髪飾りと合わさることはない。
蘭〈独特な髪色だからな。〉
金〈髪飾り選ぶのは大変だろうな。〉
『うん。同感。』
黒〈でも似合ってる!〉
『ありがとう。黒。』
着物はこれまた黒。
柄は手毬が描かれている。
色とりどりの手毬は黒によくあっていた。
今更だけど、
目がないのに何故私たちの姿が蘭たちには見えているのだろう。←本当に今更だしどうでもよくないですか?
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みこと(プロフ) - 華洛さん» ありがとうございます。そう言って頂けると私も作っていて良かったなと思えます。もし良かったら今後も読んでください。コメントありがとうございます。 (2018年12月10日 18時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
華洛 - 滅多にコメントはしないのですが、いつも見てます!大変でしょうが頑張ってください!話の構成などとても上手で読む度に好きだなぁと感じます! (2018年12月10日 16時) (レス) id: 9541a4b548 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» 気分を害するコメントに心当たりが無いのですが・・・更新頑張りますね。コメントありがとうこざいます。 (2018年11月26日 21時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
アイ - 私のコメントで気分悪くしたらすいません(><)更新の続き待ってます! (2018年11月26日 21時) (レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» ありがとうございます。日本語力がありませんが伝わるように頑張りたいです。コメントありがとうございます。 (2018年11月24日 22時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこと | 作成日時:2018年10月26日 21時