1255. もう遅い ページ24
『・・・・戯言。』
「「!!?」」
というか、デーチモがどう思っていようとどうでもいい。
ボンゴレを潰すんだったらむしろ応援する。
頑張って潰してくれ。←
そんな未来はなさそうだけど。
『あとはそうだな・・・プリーモに似てるんじゃない?』
リボーン「なぜ、プリーモのようだと思う?」
『ボンゴレは最強であるがゆえに、裏切り者には容赦しない。
人を守る自警団が、裏切り者を殺すマフィアになってしまった。
プリーモがあの言葉でデーチモを選んだ理由はデーチモが最強ではなく人を助けたいと望んだから。
プリーモは人を助けるために自警団を作った。
デーチモは殺しよりも平和を望んだ。』
似ているのはここかなぁ。
聴いてる誰かがほっと息を吐いた。
『でも、』
「「!!」」
『ボンゴレをぶっ壊してやる。
その子はそう言ったけど。
ボンゴレを潰したらきっと、もっと多くの血が流れる。
最強の座を追い、戦争が起きる。
その子はそれを、望んではいないんでしょう?』
リボーン「ああ。
ついさっきツナが言ってたぞ。
血塗られたボンゴレの業を引き継ぎ力を手に入れるくらいならボンゴレをぶっ壊してやる。
ってな。」
『・・・・・・へぇ。
力のために殺された人は沢山いる。
それを次へ引き継ぐくらいなら捨てる。か。』
棄てられるのかね。
それ。
リボーン「凛、お前はツナと一緒にいられるか?
ツナの部下になれとは言わない。
お前は、お前達はツナ共に戦えるか?」
〈〈・・・・・〉〉
『・・・
私は沢田綱吉を信用しない。
私はその子を信用してはいけない。
この時代の私はその子を信じたが故に、大切なものを失った。
もう、あんな思いはしたくない。』
もう家族を失う思いはしたくない。
あんな、
私が原因の苦しみなんて・・・
耐えられない。
『だから私はその子と共に戦えない。
ごめんね。
でももう、決めたんだよ。』
リボーン「・・・・そうか。」
『亜紀を待たせてるからもう行くね。
バイバイリボーン。
またね。』
リボーン。
その言葉はね、もう遅いんだよ。
この時代の出来事を私はもう知ってしまったのだから。
あれを見て、夜空を捨てて。
デーチモに付く気はさらさら無い。
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みこと(プロフ) - 華洛さん» ありがとうございます。そう言って頂けると私も作っていて良かったなと思えます。もし良かったら今後も読んでください。コメントありがとうございます。 (2018年12月10日 18時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
華洛 - 滅多にコメントはしないのですが、いつも見てます!大変でしょうが頑張ってください!話の構成などとても上手で読む度に好きだなぁと感じます! (2018年12月10日 16時) (レス) id: 9541a4b548 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» 気分を害するコメントに心当たりが無いのですが・・・更新頑張りますね。コメントありがとうこざいます。 (2018年11月26日 21時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
アイ - 私のコメントで気分悪くしたらすいません(><)更新の続き待ってます! (2018年11月26日 21時) (レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» ありがとうございます。日本語力がありませんが伝わるように頑張りたいです。コメントありがとうございます。 (2018年11月24日 22時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこと | 作成日時:2018年10月26日 21時