【REBORN】私たちは夜空を見上げる 15

1169. 判定終了 意味深言葉 ページ36

おじさんもノーノもザンザスも皆んな固まっている。

言葉では軽く言ったけど、実際はこんなものではないだろう。






『亜紀は家族。

私の大事な妹。

私達の大事な家族。








さて、おじさんの判定は？』






おじさん、私の家族を見極めるって言ってたからね。

どうせなら見極めてもらおう。









おじさん「・・・・おじさんには、何も言えないな。この子には、悪いものが一つもねぇ。



文句の一つすらつけられねぇ






・・・よくできた妹だな。

凛ちゃん。」



『！ふふっ。ありがとう。』


合格のようです。







おじさん「神嚙、千亜紀って言ったか？」


『うん。』



てか、さっきまで千亜紀って呼んでたよ？





おじさん「そうか・・・千亜紀ちゃん。もう一度言う。

困ったことがあったら、おじさんの所にこい。」









同じ言葉。

なのに、顔が凄く真剣味を帯びていて亜紀の瞳をしっかりと捉えた。









おじさん「千亜紀ちゃんも凛ちゃんも。


誰にも縛られることなく自由に生きていいんだ。

二人には、おっかない・・・とてもおっかない人が付いているんだから。おじさんなんかじゃ手も足も出ない。この世の誰よりも強い！



その人は必ず二人を守ってくれる。
おじさんだって力を貸す。


嬢ちゃん達の家系は、優しさに溢れ愛された家系だ。

一人ではないことを決して忘れてはいけない。







分かったな？」








私と亜紀。

二人に向けたおじさんの言葉。




ノーノとザンザスは黙ってこちらを見守っている。









『・・・・・・分かった。』



意味深な事言ってるけど。


おじさんって人間だよね？

あと、私たちの家系って・・・・









・









あ、









『じゃあ連絡先交換しようよ。連絡出来ないと助けてを呼ぼうにも呼べないし。』

おじさん「お！携帯持ってんのか！

ちょっと待ってな、今持ってくる！！」



おじさんは手を拭きながら慌てて奥に引っ込んでいってしまいました。









((さっきのシリアスどこいった！！))

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