1150. 取引しましょう ページ17
いい加減この状況疲れたな。
『ねぇノーノ。ここで考えが読めない女を逃すのと取引するの、どっちがいい？』
ノーノ「取引？」
『うん。取引。
私達夜空はボンゴレ10代目の守護者にはならずリングも渡さない。
その代わり、手伝いくらいならする。
ぶっちゃけ縛られなければいいんだよね。
命令される立場にいるとなにかと面倒だし。
逆恨みで落とし穴にはまるのは嫌だし。
私達はフリーに動きたい。
こっちには沢田綱吉達のせいで人生を狂わされた子がいるんだから、そのくらいの配慮はくれるよね？』
手伝いには拒否権があるけどね。
落とし穴ってのは内部での裏切りの事。
ノーノ「もし、取引に応じなければ？」
『私達夜空はこのまま逃亡する。
場合によっては霧も連れて行く。』
クローム達残していくのもなんか悪いし。
一緒に行くかどうかは聞いてみないとな。
ノーノ「もう一度言うよ。
世界中に傘下があるボンゴレから逃げられるとでも？」
お、マフィアのボスの顔になった。
楽しいなあ。
『んじゃ私はこう返そう。
逃げられると思うよ。夜空なら。』
私と亜紀だけなら無理だ。すぐに場所を特定されるだろうし、抗えない。
でも、それが夜空なら話は別だ。
私たちは二人きりではないのだから。
ノーノ「試してみるかい？」
『どちらでも。
ただ、それをした場合。
もし捕まっても私たちは貴方達には従わない。
誰かを人質に取られようと暴力を受けようと記憶をなくされようと。
私達はいや私は必ず、自ら死を選ぶ。』
亜紀に強制させる気はないね。
これに関しては。
ノーノ「物騒だね。そんな事をするつもりはないが・・・
記憶をなくされるのにそれは望めるのかい？」
それはもっともだ。
だって記憶を無くすという事はその意思すらも忘れるという事。
『夜空になら多分できる。』
ノーノ「曖昧なんだね。」
『まあね。』
最悪記憶消されてない子達に説得して貰えばいいんだろうけど。
記憶消された状態でどれだけあの子達の言葉を信じられるか分からない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みこと(プロフ) - アイさん» ありがとうございます。続けられるところまで頑張りたいと思っています。 (2018年9月18日 22時) (
レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
アイ - 更新おめでとうございます！そしてありがとうございます！これからも無理せず頑張ってください！ (2018年9月16日 10時) (レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» ありがとうございます。頑張りますね。 (2018年9月8日 21時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
アイ - ザンザスのちょっとしたキャラ崩壊が面白かったです詳しく言うと「親切な人、ナイス！」ていうところです。これからも応援してます！頑張ってください。更新楽しみにしてます！ (2018年9月8日 20時) (レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - アイさん» ありがとうございます。いつも読んでいただけて嬉しいです。 (2018年9月2日 14時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みこと | 作成日時：2018年8月25日 14時
