【REBORN】私たちは夜空を見上げる 9

882. リング ページ41

『ザンザス。

私リング貰ったっけ？』









ツナ隼人ディーノ「「はあ！！？？」」



ツナ「何言っちゃってんのー！？」

隼人「リングを渡したく無いからって汚ねえーぞ！！」

ディーノ「凛って言ったか？

リングを渡さなきゃ試合は始まらないぞ？」



ミレ「・・・ふざけてるの？」






まあそうなりますよね。

文句言われんのはわかってましたよ。

でも仕方ないじゃん。








記憶にないんだもの。







『いや、試合が始まれないってのはわかってるんだけどね？

ふざけてるつもりも無いし・・・








ねぇザンザス。

私リングをもらった記憶が無いんだけど。

私にリング渡した？』









ザンザスに視線が注目。


そして、









ザンザス「・・・・」ピンッ







ザンザスが無言で目を瞑ったまま何かを指で弾いた。









『おっと。』





近くに落ちてきたそれを両手でキャッチ






両手を目の前で開いてみると




なにかの形が描かれたいびつなリングが手の中に・・・・









『これか。』





どう考えてもこの状況で渡されるリングって月のハーフボンゴレリングですよね。



なんで今まで渡されなかったんだろう。









『もしかして私の他に月の守護者の候補でもいた？』




そっちに渡そうと思ってたとか？






ザンザス「んなのいねぇ。」



相変わらず目を瞑ったまま椅子に腰掛けたまま答えてくれたザンザス。

答えんの早かったね。







『そっか。』




ならどうでもいいや。








その後

チェルベッロにリングを渡して目的の密室教室まで誘導された月の守護者候補2名でした。

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