297. 消えたあの子 ページ4
雲雀side
スクアーロ「ズウォォォイ！！貴様、何枚におろしてほしい！！」
突っ込んできた男を咬み殺そうとすれば後ろから聞こえてくる騒音。
それに振り向けば
目をギラつかせながら
フードを被った人間を片手で支え
剣を構える髪が異常に長い銀髪の男。
・・・・ふざけてんの？
手や足に力が入っていないから気絶してるのかも知れないけど。
雲雀「ねぇ、やるんならその子どかしなよ。
というか何で気絶してるの？」
せっかく強そうな奴とやれると思ったのにお荷物付きじゃ話にならない。
マーモン「スクアーロ。君は今凛を抱えてるんだからね？やるわけないよね？
まさかやるわけないよね？」
フードを被った赤ん坊が機械の手に乗りながら話す。
ちょっとまって今なんて言った？
ミラ「まさかとは思いますが、自分が預かった女の子にキズをつける気ですか？
ああいえ、ま さ か とは思いますが。」
話の流れ的に
フード被って気絶してるあの子が女の子。
そしてさっき出てきた名前が
『凛？』
その名前が酷く引っかかる。
『ねぇ、そこのフード被った赤ん坊。
今、
凛って言ったかい？』
理由は分かってる。
小さい頃にいつも会っていた女の子。
誕生日の夜に強盗が入り親は殺され一人だけ行方不明になった女の子。
何年も探してたんだから。
その名前に一人だけ思い当たる子がいる。
マーモン「ムム。確かに言ったけどそれがなんだい？」
フードを被った赤ん坊が不思議そうに聞く。
(まさか・・・)
『・・・・その子の名前は
神森凛かい？』
会えるなら会いたいと願った。
僕の後ろをいつもくっついてきたあの子が消えたあの日から
家に残された月の髪飾りを肌身離さず持ち続け
今までずっと探していたのだから。
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みこと(プロフ) - 千影さん» コメントありがとうございます。頑張ります。 (2018年2月2日 17時) (
レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
千影 - これからも頑張ってください！ (2018年2月2日 14時) (レス) id: 6a10e66d36 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - 楓さん» コメントありがとうございます。そんな風に思って頂けて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2018年2月1日 21時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 面白いです(≧〜≦))楽しみに待っています！！ (2018年2月1日 20時) (レス) id: fc1c45d2b0 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - 琉夏さん» コメントありがとうございます。更新が遅いかも知れませんが頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月30日 22時) (レス) id: ed6dd0debd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこと | 作成日時：2018年1月20日 20時
