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ハ「でもなんで、仕掛け扉なんて、あの犬なんて、いるんだ？」
『き''みなら』とロンに頬っぺを引っ張られながら、ハリーの方をいつもの飄々とした表情を取り払って、真剣な面持ちをした。
『仕掛け扉の中にな''にを入れる？ あ''の''犬に守らせるとしたら』
ロンの頭に神聖なる鉄拳を食らわせて、ローブを整える。そうしている間にもハリーは、顎を持って真剣に考えていた。
ハ「僕なら……大切なものを入れる」
『なら、そういうこった』とハリーを横目で見る。
ハリーはきっと分かってるはずなんだ、勘のいいあのハリーならば。
きっとハリーはもうグリンゴッツからハグリッドが持ってきた
何かを閃いたような顔をしたハリーに少し得意げな笑みを見せると、彼は何か納得させられたような表情を見せた。
〇
翌日の朝、私はグリフィンドールの談話室のソファーで横になって寝ていた。
この談話室の女子寮に私の与えられたベッドなんかなかった。
でもあんな夜中にまたフィルチと追いかけっこなんて御免こうむると思った私は、仕方がなく談話室のソファーで寝ていた。
そうして目を覚ませばこの様だ。
私が気持ちよく朝を迎えた最中、私の目にはあの赤毛の2人がキラキラと輝いて眩い程の明かりがチラついてる。
フレ「ご機嫌はいかがでございましょう？ 我がグリフィンドールの王子様」
悪戯っ子の笑みが溢れんばかり、あまりにも──気にかかる。
ジョ「我々が守っておりました。グリフィンドールの王子様の寝顔を狙う輩から！」
意気揚々、明朗快活、気炎万丈──
全く朝から元気だ。私はまた瞼を閉じようとすれば、二人は無理やり私の瞼を手で押し広げる。
『おい、グリフィンドールの王子様がまた二度寝するんだぞ──瞼を開こうとするんじゃない』
私は無理やりでも瞼を閉じようと力を入れれば、二人も負けじと手に力を入れて瞼を閉じさせまいと私に負けないほどの力をかけた。
ジョ「グリフィンドールの王子様、今日は大変いいお天気ですよ、早く起きましょう。 ああ、早くしないとまた寝顔を狙う輩が……」
白々しい演技をかましている。昨夜の私みたいのように。でも、ここまでして起こしたいなら何らかの事があるのは青天白日のごとく明確だ。
フレ「ああ、麗しき王子様の寝顔が女子に晒される！」
私達3人組の周りにいるグリフィンドールの女子たちがひそひそとざわめき出す。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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蒼衣(プロフ) - うあ・・・「油性ペンはアルコールで落ちるよ」って教えてあげたい・・・！！！とても読みやすいです！！ (2022年9月27日 13時) (
レス) @page15 id: 07bd606f9d (このIDを非表示/違反報告)
白眉(プロフ) - 夜さん» うわ！！ありがとうございます！めっちゃ頑張ります！ (2022年2月27日 9時) (レス) id: 1c6ab8c3e1 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - すごい面白いです。一気読みしました！キャラ設定がぶれてなくて読みやすいです。応援してます‼️すごい好きです♡ (2022年2月18日 16時) (レス) id: bd1153db02 (このIDを非表示/違反報告)
白眉(プロフ) - ノッブ@ウマ娘のトレーナーさん» う、嬉しすぎて……ちょっと今、感極まってます！ありがとうございます！頑張ります！ (2022年2月15日 8時) (レス) @page1 id: 1c6ab8c3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ノッブ@ウマ娘のトレーナー(プロフ) - とても読みやすい文体で、夢主に好感持ちました(*´-`)更新、頑張って下さい💪 (2022年2月15日 8時) (レス) @page43 id: 661d0e9254 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白眉 | 作成日時：2022年2月9日 21時
