手記肆頁目 ページ6
※ここからめちゃくちゃ捏造入ります。主は映画と夢小説見てるだけの鬼滅ファンの方からしたらにわかでド新規ですがお許しくださいませ。
煉「もう一匹いるな……」
血に濡れた刀を一振りし、血を払うと刀を鞘に仕舞わないまま煉獄さんはそう言った。
確かにまだ不気味な気配はこの近くにある。
ふとした瞬間、再び灯りが点滅し、消えた。
視界は暗く何も見えないが、鬼が現れた時に感じる不気味な気配が直ぐそこに感じた。
『来ます……!』
鈍い音をたてて灯りが点くと、先程まで何も居なかった前方の方に手が何本も生えた鬼が現れた。
その時、鬼の足元の客席に突如現れた鬼に身体を震わせ、身を縮める男性が居た。
先ずは、逃げ遅れたあの人を安全な場所に運んでからではないと攻撃が出来ない。
伊「先手必勝!」
私が足を踏み込み、跳躍するより先に猪頭の隊士が飛び出した。
『止まりなさい!逃げ遅れた人を避難させるのが優先です!』
制止の声を掛けるも猪頭の隊士の勢いは止まらず、そのまま刀を構えて突っ込んでいく。
咄嗟に猪頭の隊士の身体を蹴り飛ばし、鬼が猪頭の隊士に攻撃しようと振り上げた手を躱す。
すぐさま逃げ遅れた男性を抱えあげ、元いた位置に素早く戻る。
男性を下ろし避難するよう声を掛けると、ありがとうと呟くように言ってこの車両から出て行った。
『____さあ、鬼さんこちら。貴方の相手は私が致しましょう。』
鞘から愛刀を取り出し、構えの体勢に入る。鬼がぴくり、と動いた所で跳躍し懐に入る。
『流星の呼吸 壱の型 乱れ星屑』
壱の型である、乱れ星屑……一瞬にして身体の急所という急所を突き、相手が怯んだ所で頸を狩りとる。
ごろん、と転がる頸と私の突きにより、風穴が空いた鬼の身体を見て私と煉獄さん以外の3人の隊士達が息を飲んだ。
炭「すげぇや兄貴!姉貴!」
竈門くんの言葉を皮切りに、黄色い子も、猪頭の子も煉獄さんと私の事を褒め称える。
煉獄さんは満更でもないようで、これまた大音量の声で笑う。
『____ふふっ。』
その様子がおかしくて、私も笑みが溢れた。
まさか、これが夢だとはこの中の誰もがこの時は気付きもしなかった。
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主人公(プロフ) - まゆまゆさん» 本作品を見つけて頂きありがとうございます!私も映画見る前はそうでした笑是非ともこれからもご愛読頂けると嬉しいです(^^) (2021年3月26日 15時) (レス) id: b1a69e75f8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - やぁ〜、猗窩座とのお話しを探して三千里(はっ?)なかなか書いてらっしゃる方居なくて、見付けたら嬉しくて善逸みたいに汚ない高音でイィヤァァァア〜状態w自分無限列車何も知らずに観に行って猗窩座の第一声で石田彰さんて解って涎垂らしそうな程で、幸せ (2021年3月26日 14時) (レス) id: 442319c796 (このIDを非表示/違反報告)
主人公(プロフ) - 莉子さん» コメントありがとうございます。やっとこさ1を書き終えました。続編も近日公開致しますので是非ともこれからも応援お願い致します! (2021年3月18日 18時) (レス) id: 1c0023d245 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 初めまして!この作品大好きで、ずーっと更新をお待ちしてたので嬉しいです!!!はくじさんと早く会えますように( ; ; )最後どうなるのか気になります!! (2021年2月21日 7時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2021年1月9日 5時) (レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)
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