第九話 救済 ページ16
おらふくんside
まっすぐにAちゃんのところに駆けつける。
まあ多分あいつらのことだしおんりーの家に泊まりみたいなことになったんだろう。
そんなことはどうでもいい。
今はAを助けるのが先だった。
おんりーの家でインターホンを鳴らす。
ピンポーンと言う音が聞こえないほどに俺は焦っていた。
or「Aちゃん?俺だよ。どうしたの?」
ガチャっとドアが開きAちゃんが顔を覗かせる。
俺と視線がぶつかった途端Aはいきなり俺に抱きついてきた。
or「ふぇっ?」
つい変な声が出てしまう。
顔が赤い。
ns『助けて...おんりーがぁ...おんりーがぁ!』
or「...とりあえず、中で話そう?」
そういうと渋々中へと入ってくれる。
少し安心したものの心のモヤモヤは消えない。
なんでおんりーのことを呼んで...
なんでおんりーばっかり...!
or「ずるい...」
ns『え、何が...?』
or「あ、いや、なんでもない。」
うそ。いまの声に出てたのか。
or「で、何があったの?」
ns『おんりーが、帰ってくるの遅いから...だから、外で待ってたら、ちょっと走って何処かに行くおんりーが見えて。追いかけたら...』
そこでAちゃんは言葉に詰まる。
「追いかけてたら?」と、促すと、
ns『し、知らない家に入っていって。覗き見は悪いかなって思って、外で監視してたら、知らない女の人と出てきて、楽しそうに笑ってて...。』
Aちゃんは苦しそうにそういった。
おんりーのこと嫉妬してるのがちょっと悲しいけど、優しく頭を撫でてやる。
そしたら、泣き出してしまった。
or「辛かったね。Aちゃん。でも、もう大丈夫だよ。俺がいるから。」
ns『おらふくん...ありがとう。もう、大丈夫!』
そういって笑ってくれる。
やっぱりAちゃんは、笑顔が似合うな。
ns『忙しいところ、引き止めちゃってごめんね。玄関まで送るよ。』
そういって玄関を出る。ドアを開けて、立ち去ろうとすると、「ねえ、」と話しかけてきた。
ns「好きだよ。」
唇が触れ合う。
何が何だかわからない。
戸惑いの言葉を上げようとしたけど、頭をがっちり固定されてて唇が離れられない。
ns『ちゅっ』
or「んっ...」
戸惑ってうまく息を吸えずにいると。
qn「……え…?」
終わった...
____
あとがき
はい、第九話はこれで終わりです!
非公開にすんの忘れてましたすんません。
てことで文字数ギリなんで終わります。(逃)
では、さよなら!
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らん - 初コメ失礼致します。頑張ってください!応援してます! (2022年1月18日 19時) (レス) id: 3d8a683fcf (このIDを非表示/違反報告)
るる - 忙しい時は無理せず休める時は休みましょ!ゆっくり待ってますので!! (2022年1月15日 22時) (レス) @page13 id: 820be1a4e0 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ葉ありあ - 桜木よつばさん» 桜木よつばさん!プリ小説の方も占ツクの方も作品見させていただいてます!いえいえ私は小説となると長編しか書けないんでw短編書けるのすごいと思います! (2022年1月10日 21時) (レス) id: cebeea562d (このIDを非表示/違反報告)
桜木よつば(プロフ) - 初コメ失礼します! 文才分けてください(え)自分そういう系の小説書けないんで尊敬します……! これからも楽しみにしてます! (2022年1月10日 20時) (レス) @page9 id: ff2806488f (このIDを非表示/違反報告)
四ツ葉ありあ - るるさん» 初めまして〜返信が遅くなってしまいすみません!今日は暇なんで2本投稿しますね!コメントありがとうございます! (2022年1月7日 8時) (レス) id: cebeea562d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ありあ | 作成日時:2022年1月6日 20時