4話 ページ6
ヨナ「あの子大丈夫かな…」
ユン「毒は抜いたから大丈夫だとは思うけど…鉄の塊が出て来るとは思わなかった、雷獣は、アレが何がわかる？」
ハク「いいや、さっぱりだ」
ジェハ「そういえばさ、あの子、こんな物を持ってたんだよね」
ジェハはそう言うと、子供が持っていた耳飾りをみんなに見せた。
キジャ「姫様のと似ておるな」
シンア「うん、似てる…」
ハク「姫さん、こいつに心辺りは？」
ヨナ「フルフル)ううん、ない」
ユン「とりあえず俺が持っとくよ、目が覚めたら聞いてみようよ」
ゼノ「……」
ユン「ゼノ？さっきから静かだけど、知ってる子？」
ゼノ「ゼノ知らなーい。お腹すいた〜ぼうず飯〜」
キジャ「呑気な奴だ」
ユン「じぁ、各自自由行動で。誰か肉取って来て」
ヨナ「じぁ私が、熊取って来る！」
ユン「ヨナ、たくましくなったね…」
〜夜〜
皆んなが寝静まった頃、Aは目を覚ました。
A「……此処は…(ズキっ」
ツゥッ！
Aはアレンから受けた傷が未だ痛むようだった。
A「人間ッ！……子供？」
A「こんな小さな子供たちが、私の看病を？」
ワォォォ〜ン
ワォォォ〜ン
突然、遠吠えが聞こえた。
A「…！呼んでる…行かなきゃ。世話になった」
Aは静かにその場を立ち去った。
〜朝〜
ユン「アッーー‼」
皆「「「「どうした？」」」」
ユン「子供がいなくなってるッ！」
ゼノ「ゼノ昨日の夜見たよ〜、森の中に入っていったよ」
ユン「な、ん、で、止めなかったの‼(ガクガク」
ゼノ「ぐるじい」
ジェハ「まぁまぁユン君落ち着いて」
キジャ「そういえばさ、姫様は？(キョロキョロ」
ハク「たしかに」
シンア「…ヨナ…外、何かと一緒…」
ジェハ「どれどれ」
ジェハたちが見たのは、ヨナが得体の知れない何かを抱っこしているのであった。
ハク「なんだあれ」
ユン「気持ち悪るッ！」
ゼノ「娘さん何してるの？」
ヨナ「おはよう皆んな。このこ、カラカラ音がなってて面白いのよ」
カラカラ
カラカラ
ヨナ「ほらね。あ、あとこれ貰った」
ユン「知らない人から物を貰っちゃいけません」
カラカラなっている不気味な生物はヨナたちの前からスッと消えた。
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いまづき(プロフ) - この話凄く面白かったです！再新頑張ってくださいp(^-^)q (2018年5月8日 22時) (
レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月10日 22時) (レス) id: 5cbe7993a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜 | 作成日時：2018年2月10日 22時
