まふ「誰洗濯機にティッシュいれた人」天月「洗った靴下にガムのゴミが！」luz「スリッパ濡れてる…」そらる「お、俺じゃねえよ！」貴「犯人決定」

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天月「Aちゃんは、学校で仲良い男子とかいるの？」



頭の先まですっぽり被った布団を剥ぎながら、


こそこそと話す。



「んー…まぁいる、のかな」


頭に浮かびあがったのは葉月の顔。


いや…仲が良いっていうか構ってるだけなのかも。



天月「そっか…仲良しなんだね。」


暗闇混じりで、表情も見えないけれど

どこか残念そうな口調なのがわかる。



天月「…その子のこと、好きだったりする…？」


好きという単語が聞こえたとき、呼吸か一瞬止まった。



「な、な…そんなわけないじゃん」



0.5秒もない内に否定してしまって少し罪悪感が残った。



天月「慌て方…笑」


頭の上で、くすっと笑い声が聞こえると少し嬉しくなって、安心した。



天月「…怒らないで聞いてね」



ワントーン声が低くなって、いつも聞いてる声より新鮮。



天月「ここに住んでる、まふくん、そらるさん、luzくん、僕…」



天月「四人の中で、誰が一番好き？」



「……えっ？」



瞬きも忘れるような。



四人の中で、一番好きな人？



「……そんなの」



天月「ごめん、聞いた僕が悪かった。なかったことにして」



“そんなの全員に決まってるじゃん”



この答えが、間違っていたのなら。



「ごめんね」



声にならない声で、そう呟くと


天月くんは私に背を向けて眠った。



“僕って言えるまで、振り向かせるから”



そんなのが聞こえたような。

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