luz「天月すんうるさいんやけど」天月「誰か僕の靴下しらない？！」そらる「ごめん俺が食った」まふ「ごめん僕が捨てたわ」貴「何この家」

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？「ただいま〜」


？「うぅ…疲れたぁ」



玄関の方で声が聞こえる。



天月「帰ってきたのかな？」



「私、見てくるね」



ソファーから降りて、足元にいた猫ちゃんを胸に抱いてリビングを出た。




そらる「あ、ただいま」


「おかえりなさい、お疲れ様！」



まふ「つ、疲れた、死にそう」




「死ぬな笑立てる？」



玄関にベターっと倒れこむまふくんに肩を貸す。




まふ「うん…」




そらる「まふ疲れてるから先に風呂入らせてあげて。俺は飯だ〜」




リビングにすたすた歩いていくそらるさん。




「もう…じゃあまふくんの部屋行くよ？」




まふ「うん…よろしくぅ…」




完全に脱力しちゃって私に負担が大きい。



くっ…ちょっと重いけどだっこはできるかな…



「よっ、と」



頭が落ちそうでこわい。


私とまふくんの身長じゃやばい……！！



「わわっ」


足取りがおぼついて壁にぶつかりそうになる。



まふ「ぅうん…」



「ごめんごめん！」



なんとかしてまふくんを部屋まで連れていった。



めっちゃ細かったな…太ももは余分な肉付いてないしお尻めっちゃちっさいし…



「まふくんお風呂場まで行くよ！」



荷物を置いた後。


まふくんを椅子に座らせ、私はまふくんのパジャマと下着を手にとって先にお風呂場に置いてきた。



「じゃあ失礼して…」


返事がないけどだっこさせてもらいます。



…きっと、私に下の姉弟がいたらだっことかたくさんしてたんだろうなあ。




けれど、背中にかかる重みも、首元にかかる髪の毛も、伝わる体温も。



全て私の大切な家族のもの。

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