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D birthday side DH ページ5

お揃いのリングネックレスを付けて、外へ出た。



人もまばらで、海岸沿いを歩いていても、みんながみんなそれぞれ楽しんでいる。
こちらを気にする人なんていない。



Aと手を繋いで歩く。
出会って初めてかな?
ソウルの街じゃ、まずしないもんね。



Aは驚いていて、顔が少し赤い。




誕生日だからって変な言い訳して、一緒に笑って。



Aとだからこんなに楽しいんだよね。





繋いだ手から気持ちが伝わればいいのにって思うくらい、言葉では言い表せない程のAへの想い。





プレゼントはもちろん嬉しかった。



でも、こういう時間を一緒に過ごせる事が、何よりも嬉しくて、何よりも幸せを感じる瞬間。






雑貨屋とカフェをやっているお店に入った。




雑貨を見て、お揃いのサングラスを買った。



A「さすが、やっぱり似合うね〜!」



DH「Aも似合ってるじゃん、うん、可愛い可愛い!」




A「本当〜?適当に言ってるでしょ」




DH「適当じゃないよ?本当〜、アハハっ」





隣のカフェでランチを食べた。

ここからは海も目の前に見えて、最高のロケーションだった。









A「ねぇねぇ、デザート頼んでもいい?」



DH「ん?いいよ?好きなの頼んで」



A「ん〜、何にしようかな?」




嬉しそうに悩んで、シフォンケーキを頼んでいた。





運ばれてきたケーキに、いつ買ったのかローソクを立てて、小さくバースデーソングを歌い出したA。




DH「ありがとね?ローソクどうしたの?」


A「隣の雑貨屋さんにあったから、思いついたの〜!」




そんなAの行動に、口元が緩んでしまう。




A「嬉しそうで良かった」





帰りも手を繋いでホテルまでの道のりを歩いた。



DH「1泊しかできなくてごめんね?」



A「え?謝らないで?ここまでしてくれてありがとう。」



DH「帰りもバラバラだけど…」



A「全然いいよ?寂しくないって言ったら嘘になるけど…」



DH「A、また来年も誕生日祝うから。これからずっと誕生日祝わせてね」




A「//////あ、…うん。そんな事サラッと言わないでよ///」



DH「嫌?」



A「…嬉しい」




俺は嬉しくて、きっと顔は緩んでるだろうな。
お揃いのサングラスをして、お揃いのリングネックレスして、手を繋いで。




これからは2人じゃなくて1つになれたらいいな。

何でもない1日 side you→←D birthday side you



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shino(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます。初コメントです!嬉しいお言葉に私が泣きそうです〜!完結致しましたので、お楽しみ下さい。ありがとうございました(^-^) (2017年3月15日 12時) (レス) id: 613dbb3495 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 泣いてしまう場面もあってついつい、夜更かしするくらい読みました!これからも読まさせて貰います! (2017年3月15日 10時) (レス) id: e66615de2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shino | 作成日時:2017年3月2日 10時

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