DEAR U side you ページ35
ハワイまでの飛行機で、ドンヘが用意してくれた旅行本を読み漁った。
ドンヘ達が数日の撮影の間、私は自由に過ごせるから、女性のスタッフさんとテレビや本で見た行きたかった場所に行ったり、買い物をしたり。なかなか出来ない旅行を満喫していた。
RRRRRR
A「アロハ〜!撮影終わったの?」
DH「………うん、終わったよ。だからホテルのロビーまで戻ってこれる?」
A「オッケー!マハロ〜!」
………私、すっごく浮かれてる!//////
行きの飛行機ではあんなに怒ってたのに…///
ホテルのロビーに着き、ドンヘに案内された場所はウエディングドレスが沢山並べられた部屋だった。
A「えっ……えっ?」
訳がわからず戸惑っていたら
DH「好きなの選んで?写真撮ろ?」
A「写真?」
DH「うん!白い砂浜、青い海、常夏の島!最高のロケーションでしょ?」
その言葉を聞いて、ウキウキせずにはいられなかった。
沢山のドレスの中から、気に入ったドレスを選び、スタッフさんが上手に着せてくれる。
鏡に映る自分に、こんな私でもウエディングドレスを着れば、多少はよく見えるんだなって感動してた。
いつの間にかいなくなったドンヘを探す暇もなく、ホテルのスタッフさんに案内されたホテルにあるビーチ。
そこはまさに、写真で見た事があるような風景。
砂浜に足を踏み入れ、少しすると遠くから何やら声が聞こえてきた。
DH「〜!!!!〜!!!!A〜!!!!」
振り返ればSJ全員が走ってきた。何故か全員でタキシードを着ていて、私の頭はハテナでいっぱい。
A「えっ…なんで⁉」
DH「A!みんなで撮影だよ!」
A「なんで⁉」
HC「いいからこっち来いよ!お前らのためにタキシードまで着たんだぞ?」
A「えっ…?撮影ってみんなと?」
EH「そーだよ!ドンヘがどうしてもみんなと撮りたいって煩くて!」
DH「はい、Aこっち来て!」
海をバックに並んだ私達。
カメラマン「新婦さーん!表情硬いですよ〜!もっと、笑って笑って〜!アロハ〜!」
A「…ハハっ…ハハハ;」
KH「緊張してんの?らしくない。クククっ」
A「当たり前じゃん。撮られるのなんて、友達との記念撮影くらいだもん」
EH「これがプロってもんだよ」
そう言ってポーズを決めるオッパ達。
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shino(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます。初コメントです!嬉しいお言葉に私が泣きそうです〜!完結致しましたので、お楽しみ下さい。ありがとうございました(^-^) (2017年3月15日 12時) (レス) id: 613dbb3495 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 泣いてしまう場面もあってついつい、夜更かしするくらい読みました!これからも読まさせて貰います! (2017年3月15日 10時) (レス) id: e66615de2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shino | 作成日時:2017年3月2日 10時