いつもの時間 side you ページ27
GY「本当だね!いつもお店来てくれる時は普通〜だから芸能人って忘れるときあるもん」
A「確かに…」
IL「俺はそんな事、事務所になん
て言えないよ。言ったら一喝されるだけ;」
A「ここまでしなきゃいけないのも大変だけど…売れても売れなくてもアイドルって大変なんだね」
なんだか、変なところでドンヘの仕事ってすごいんだなって感心してしまった。
GY「そう言えば、ドンヘオッパは?毎日ここで一緒に住んでるんでしょ〜?まだ寝てるの?」
A「ドンヘ?あぁ、昨日から日本だよ。コンサートとかイベントとかあるみたい」
GY「へ〜相変わらず忙しいんだね」
最近は毎日一緒の家にいて、時間が合わなくても朝起きたらドンヘが横で寝てる。
色々あったけど、こんな状況が嬉しい自分もいる。不謹慎だけど、一緒にいれる時間が増えて幸せだ。
今日もお店は賑わっていて、お休みだったガユンちゃんもいつの間にか手伝ってくれてて。
イル君はメキメキ腕を上げて、接客も簡単な盛り付けや飲み物も淹れれて、今ではイル君なしではこのお店は回らない…;
イル君が売れたら…新しい子雇って、育てて…色々と大変そうだな〜なんて漠然と考えていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
IL「ヌナ!俺らの曲がドラマのエンディング曲に選ばれた!」
それは突然の報告だった。
A「わぁ!やったじゃん!すごいよ!」
喜んだのは束の間…
ドラマのエンディング曲になり、その曲は大ヒット。
色々なチャートにランクインして。
そのお陰で、イル君は今までにはない位忙しなり、ヒマワリに顔を出せるときが減った。
そうなるとお店はてんてこ舞い。
お休みのお父さんに手伝ってもらったり、1人でなんとかしたり…
久々にイル君が出勤しても、明らかに疲れている様子。
A「…大丈夫?無理なら休んでいいよ?こっちは何とかなるからさ」
IL「いや、大丈夫だよ。たまの休みなんだからこっちもやらなきゃ!」
働き者のイル君に感心しつつ、その好意に甘えた。
なんとかその日の営業を終え、真剣に新しいバイトを雇おうかと考えていた。
IL「ヌナ、お疲れ様。はい、ビール」
A「あ、ありがと。帰って寝なくていいの?明日も仕事だよね?」
IL「今は仕事が楽しくてたまんないんだ。だから不思議と眠くない」
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shino(プロフ) - 玲奈さん» コメントありがとうございます。初コメントです!嬉しいお言葉に私が泣きそうです〜!完結致しましたので、お楽しみ下さい。ありがとうございました(^-^) (2017年3月15日 12時) (レス) id: 613dbb3495 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 泣いてしまう場面もあってついつい、夜更かしするくらい読みました!これからも読まさせて貰います! (2017年3月15日 10時) (レス) id: e66615de2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shino | 作成日時:2017年3月2日 10時