HIMAWARI-3

いつもの時間 ページ25

side DH


ユニちゃんは事務所を辞めることになり、俺はもちろんSJのメンバーその家族やごく親しい人への接近禁止が命じられた。





とは言っても、24時間誰かが見てるわけじゃない。
だから俺自身よりも、Aが心配で…



事務所に無理を言ってヒマワリの営業時間は誰かに付いていてもらい、俺は毎日ヒマワリに帰った。








ーーーーーーーーーーー
side you


A「毎日毎日本当にすいません。本当いいって言ったのにな…」



スタッフ「いいんです。私はデスクワークですし、事務所よりも気が楽です。上司の目がないので」



そう言って可愛く笑ったスタッフの女の子。



A「……あの…今回みたいな事って、よくあるんですか？」



スタッフ「……うーん、よくはないです。ここまで接触してくるのは；でも、宿舎にサセンペンの私物とか、手紙とか置いてあったり、自宅まで追いかけて来たり、付きまといは日常茶飯事ですね」



A「そう…なんですね…」





スタッフさんが淡々とそんな事を言ったから、この子もこの状況に慣れてるんだろうなって思った。




スタッフ「でも、ここが今までバレてなかったのが奇跡に近いと思います。メンバーの皆さんは相当気を付けてたんだと思いますよ？」






知らなかった…



みんな本当に普通によく通ってくれてたから…
みんながそんなに気をつけてくれてたなんて…





A「なんか…みんなああ見えて、しっかりしてるんですね…；」




スタッフ「⁉⁉………アハハっ！ああ見えてですか？確かにそうかもですね！相当ここがお気に入りだったって事ですよ。」





A「え？」




スタッフ「誰にも見つかりたくない、お気に入りのプライベート空間だったんですよ」




A「……」




スタッフ「愛されてるんですね〜///」




A「///やめてください」






IL「おはよーございまーす！」



GY「オンニ〜おはようございます！」



A「え？ガユンちゃん⁉えっ⁉え〜///」




IL「ヌナうるさ〜い！」




GY「エヘヘっ//////」




IL「ガユン、何食べる〜？」




A「ちょ、ちょっと！ガユンちゃん！どういう事⁉」



GY「///いや、まだ付き合ってはないんですよ？でも、ちょーーーいい感じなんです〜///」




A「//////ふ〜ん///」




聞いてるこっちが恥ずかしくなる位デレデレしている2人。



い、いつの間に…


こんな事に…

いつもの時間 side you→←守りたい side DH

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す