あれ？普通ってなんだっけ？【ＲＥＢＯＲＮ転生】１７

第４話 ページ40

二人がクロームのいる場所までいくのには時間がかかる。そのうちに瞬間移動を使えば早い。

ホントはよくねぇけど、今行かねぇと俺だけ蚊帳の外にされそうなんだよ…！！
よくわかんねぇけどそんな予感がするんだ。…この血に生まれたお陰でこんなことになってはいるが、そのお陰で勘は精度が高い。きっと、何かある！！


そう考えた俺は、クロームがいるであろう場所へ着いた。
最初は、ただ様子を見なければいけない気に駆られただけだった。でも、今ならそれが何かを感じ取っていたことから報せていた信号だとわかる。


『私を除け者にしないでくださいね。』

「「！？」」

「Aー！」

『草壁さん、クローム、ランボにイーピン、私も守護者の一人ですよ。…除け者にしないでいただきたいですね。決して足手まといになどならないと誓います。』


俺の勘はビンゴだったらしく、４人は何処かへ行こうとしていた。


「でも、怪我が…それに、顔も───」

『…クローム、それはブーメランです。それに、もう大丈夫ですから。』



俺がそう言うと、少し戸惑いつつも諦めたような表情をした草壁さんが了承を唱えた。
流石草壁さん！約十年前から３年未満の付き合いなだけあるね！


え、あんま付き合いない？…いやいや気のせい気のせい。

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