シングルファザー ２ YG

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ユナ「すっかり大きくなったのね…」

JK「えぇ、お陰様で」

ユナ「……ごめんなさい。」

JK「俺に謝られても困るんで」

シウがいるのに、やめなさいって言おうとした瞬間




シウ「…ジョングクさん、
僕のオンマがごめんなさい。」

ユナさんの隣りに立って、頭を下げる
初めて名前で呼んでるの聞いた

JK「やめろよ、、」

シウ「ちゃんとひとりひとりにオンマと一緒に謝るって決めたんだよ。僕がオンマを守るんだ。
誰も、いいよって言ってくれなくても、
僕は、オンマのそばで、味方でいてあげる」



ユナ「……シウ」



JK「なんでそんなオンマがいいんだよ。
アッパと俺らの方がいいだろ？病院の施設にもいなくていいし、ばーばもいるし、
俺らは嘘をついたりしない」


睨みながら、きつい口調で言い放つ
きっと…わざとだろうな、、、、


シウも怖かったのか泣き出す

シウ「…どうしてそんなこと言うんだよぉぉ、うさぎぃ…ごめんなさいって言っただろぉぉぉ」


ジョングクの胸をポカポカ叩いてるのに
微動だにせず、今度はユナさんを睨んでる


JK「こんな思いをさせるんですよ？
それなのにあんたなんかが良いって、守ろうとしてるこいつの姿、しっかり目に焼き付けとけよ。

…こいつは、


っっ俺の大事な、弟なんだから…っっ…」



叩いてるシウの腕を掴んで思いきり抱きしめると
シウ「うさぎぃ」

JK「もう大丈夫だよ。…俺も、ごめんな？」





ユナ「うっ…うぅ……」








なんでこんなに傷つけあわなきゃいけなくなったのだろう……


誰かが悪者になったり
誰かが泣いたり
誰かが傷ついたり



どうしてそうしなきゃ人は生きていけないんだろう




しばらく、泣きすする声を聞いて見つめ
ボーッとしていた




JK「…帰るね」

シウ「え？ゲームやらないの？」

JK「やりたかったら、明日家帰ってこい」

シウ「それは無理だ…明日、さくらとお風呂入る約束したから」

JK「は？ありえねー、ダメ！絶対！反対!!!」

「なんでよ」

JK「俺ですらまだ拝んでないんだからな？」

シウ「でもアッパが、ぺったんこて」

JK「確かに。でもマニアっつーのも」


「……へぇぇ〜、はよ帰れ、変態うさぎ!!!!!!」

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