愛されるより愛したい BTS短編５ (ページ9)

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NJ「そうだね、帰るのは、僕みたい。
でもさっきユンギヒョンの本音、可愛かったでしょ？……ヒョンを宜しくね、さくら」

爽やかにやってきて
乱して行ったくせに
爽やかに帰っちゃうなんて…

「なんだ、あいつは！」

YG「………さくら」

久しぶりに呼ばれた名前にドキッと反応してしまう

YG「少し話したい。

俺なんかと3年いただろ？ずっと愛してた？」

「うん、すごく」

YG「じゃあなんで怒ったりしなかった？」

「…さっき思ったけど、わざと試してたの？」

YG「最初は、サークルで先輩に押し付けられただけで…試すつもりもなかった」

「あぁ、そうなんだ…
だからあんな１年頑張ってくれたんだね、笑」

コクンと頷くユンギが可愛くて笑いそう

「私だって捨てられるのが怖かったよ…ずっと。
どうしてユンギが浮気するのか理解出来なかったし、される私が悪いんだろうって…思うしかなかった」

YG「独占してくれて良かった、そしたら安心だったのに…」

こんな弱さを見せてくれるユンギが……

「そうだね、そうしたら私達、傷付け合わずに一緒に居られたのかな」

………愛しくて、現実が残酷だ

YG「さくらがいれた…コーヒー飲みたい」

「マイペースか、笑
ちょっと待ってて」

立ち上がると掴まれる腕…

まるであの日のよう