黄色のポストイット２ (ページ32)

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ミンさんだってページ32

ユンギside

年内に終わらせねーといけない仕事が、思うよりも進んでなくて焦りと忙しさで、疲れて帰れば
妹と遊んでくれたらしい愛しい彼女の姿……

早く着替えて、癒されて、送っていこうとして
リビングへ戻れば
YG「あれ？さくらは？」

TY「んー、ユンギがあんな態度だから気遣って帰っちゃったよ。引き留めようと思ったけど、」

YG「留めとけよ、ったく……」

連絡すりゃもう、駅だというから
同じくらいかな？と車でマンションに向かうと……

なんでだ？

ジョングクとコンビニの袋を下げながらマンションに入っていったさくら…マジかよ。

そのまま家に戻って、
疲れが倍になって、身体へ襲いかかってくる

そうだよな、
あいつはポストイットメンに救われて、それが俺だったからきっと俺を選んだだけで
恋心ではなかったのかもしれない
〝俺じゃなくても〟なんて初めて思った

こんなに人を愛したことがなんでか初めてで
このままじゃ…自分がダメになる。

かといってそれに集中もしていられねーから、とりあえず意地でも、仕事を年内に終わらせてやる

それまでさくらから少し離れよう
あいつにとっても、俺が本当に必要か分かると思うし……ジョングクが、いいかもしれねーし

それでもあいつが俺と付き合ってるって
少しでも気持ちがあるなら
お互いにとって無駄じゃないって思えるし

……頑張ろ。