子豚から天使。 JK

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とあるバイト帰り、駅の反対側でさくらに似た子を見かける…こんな時間に？いるわけないか


ジョングク何してる?

さくらぐぅたん!!もう寝る所だよ〜、おやすみ!


…そうだよな。



ジョングクあ、そう。おやすみ!



さくらねぇ、ぐぅたん。子豚ちゃんと私、どっちが良かった?



…なんだ？この質問は。




そんなの決まってるだろ


ジョングクさくら


ジョングクどっちだってお前だろ。だからさくら

ジョングク子供は早く寝ろ。ゆっくり休んで、おやすみ。









子豚ちゃんの頃だってきっと子供の俺は、
いつも俺を大好きだというさくらが…
好きだったんだよ。


辛そうに笑うお前のことを守りたかった。


でも、
守り方を知らなかっただけ


あの頃とは違う、

だから、笑っててほしい、守ってやる。









その日から、
さくらと連絡がとれなくなった









卒業式にきてくれというメッセージを
最後に俺は信じて待つことにした









のに、絶望におとされる





JK「ただいま、どしたの？んな暗い顔して。」




OM「ねぇ、知ってた？…あの家……
取り壊されるって……

さくらちゃん一家、引っ越してすぐ火事で
亡くなってたらしいの……っ……親戚の方が管理してたけどその方も亡くなったから…
今日、業者の方が話にきたわ。」








なんだよ、それ………





JK「え？じゃあ、あいつは？」





OM「…分からない。


もしかして、本当の天使だったのかな…」








いや、嘘だろ？
そんな、わけないっっ…


JK「ちょっと行ってくる！」

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