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弐拾 ページ21
「はぁ…」
私は、音柱の屋敷に向かって歩いていた。
炭治郎と話した次の日、私が訓練に参加することはなかった。
「Aさん、音柱の宇髄天元という人が、あなたに会いたがっていまして…。屋敷に行ってあげてくれませんか？」
しのぶさんに言われて断れるわけもなく、
「分かりました。」
と言って、蝶屋敷をあとにした。
「ごめんください！」
バタバタと足音がしたあと、ガラッと勢いよく玄関の戸が開いた。
「あ！！天元様ーーー！！いらっしゃいましたよーーー！！」
「あなたが噂の！？」
「ようこそ、いらっしゃいました！」
元気な年上の女性3人に囲まれて、ちょっぴり驚いていると、
「よう、お前か。下弦倒したっていうド派手な新人ってのは！」
ん？下弦…？なんだそれ？
私が不思議そうにしていると、
「なんだ、お前…。派手に何も知らねぇみたいな顔しやがって…。まぁ、とりあえず、上がれや。」
「は、はい。ありがとうございます。お邪魔します。」
とんでもなく変な見た目の人だが、別に悪い人ではないのだろう。変だが。
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ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラクター
伊黒小芭内
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作者名：春風の通り道 | 作成日時：2020年3月24日 21時
