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「もう、しっかりしてよ、善逸!」

「いやだいやだいやだぁー!俺はAちゃんに守ってもらうんだぁ〜!俺、1人になったら死んじまうよぉ!!一緒に行こうよー!!」

「これ!善逸!いい加減にせんか!!お前はもう立派な鬼殺隊士じゃ!Aにばかり頼っとらんで、シャキッとせい!シャキッと!!」

そう言っておじいちゃんは、私に抱きついて離れようとしない善逸の頭を“ごちん”と殴った。

「痛い!そんなぁ。でもさ、2人とも知ってるでしょ?俺は弱いんだぞ。だから、誰かに守ってもらわなきゃ死んじゃうんだぞ!」

「じゃから、何度も言っておる!お前には才能が…」

「無いの!!」

はぁ。また始まってしまった。

ギャーギャー騒ぐ善逸をガミガミ叱るおじいちゃん。

まったく、この2人は…。

“ちゅんちゅん”とチュン太郎が鳴いた。

チュン太郎は善逸の鎹雀だ。

「ほら、善逸!チュン太郎も困ってるでしょ。頑張って行きなさいよ。」

「うぅぅぅ〜。わかったよぉ〜。いくよぉ〜」

参→←壱


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーキャラクター

伊黒小芭内


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作者名:春風の通り道 | 作成日時:2020年3月24日 21時

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