拾参 ページ14
「ねぇ、炭治郎、伊之助?何があったの?どうしたの?ねぇ?」
機能回復訓練へと連れていかれた炭治郎たちが、フラフラしながら、地獄でも見てきたかのような顔で戻ってくる。
善逸はとてつもない不安に駆られていた。
「…ごめん。」
ひぇっ!
「あっ!Aちゃん!ねぇ、何があったの?一体どうしたの?」
「うん…明日わかるから…。」
教えてくれよ!!明日から、俺も少々遅れて、訓練に参加するんだからさ!!
次の日
泣きながら嫌がる善逸を引き連れて、訓練場に向かう。
善逸が今日から訓練に参加するため、アオイさんが改めて色々説明してくれた。
「すみません、ちょっといいですか?」
「何かわからないことでも?」
「いや、ちょっと、来い。炭治郎、伊之助。」
「?」
「行かねーヨ。」
私を含め、ここにいる全員が善逸に疑問を抱いていた。
どうしたんだろう?ぜんい…
「いいから来いって言ってんだろうがァァァ!!!」
ぜんい…つ…?
叫んだあと、暴言を吐きながら、2人を連れて外へ出て行ってしまった善逸…。
「と、突然どうしたのでしょうか…?」
「わ、わかりません。」
流石のアオイさんも突然のことで、驚きを隠せていなかった。
少しすると、善逸の声が聞こえてきた。
「女の子に触れるんだぞ!幸せ!!うわぁぁぁぁ!!幸せ!!」
善逸…。気持ちはわかるけど…。丸聞こえだよ…。
馬鹿なの…?アオイさんも、なほちゃんたちも、もちろん私もみんな引いてるよ…。
いいのか悪いのか、善逸の参加により、士気が上がった。
私と炭治郎を除いて…。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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作者名:春風の通り道 | 作成日時:2020年3月24日 21時