君が残したもの《亜_於》

俺 ページ21

玲於「あ！Aちゃん！おはよう！」







駅で降りたときにうしろから声をかけられる







A「佐野くん！おはよう！」




玲於「おはよ、」




A「佐野くん今日お昼誰かと食べるの？」




玲於「特に予定ないけど、なんで？」




A「今日ルカ休みらしくて、ぼっちなの。」




玲於「もう、しょうがないなぁ。一緒に食べてあげるよ」




A「ありがとう。佐野くんのそういうとこすきだよ」




玲於「え？笑 本気でいってんの？笑」




A「わたし嘘は言わないし」




玲於「そっか」







なんか変なこと言ったかな。わたし。







玲於「あ、じゃあ俺先いくね、お昼向かいに行くから。」




A「あ、ありがとう」







佐野くん前歩いてた背の高い男の人のところ行っちゃって。寂しいな。







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はやく気付けば良かったんだ。


このときもう佐野くんと会わなければ


あんな思いをすることはなかったのに。

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