【ハイキュー】縁下のいとこちゃん (ページ26)

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24話ページ26

夢主side

研磨がキッチンへと向かっている間、私は暇だったのでゲームを物色していた。
冒険とかバトルとか、そういうのが多いな〜と眺めていると、ゲーム機本体の横に見た事のあるタイトルを見つけた。

ｶﾞﾁｬ
研磨「お待たせ。」

『ううん、ありがと〜！』

研磨が戻ってきたと思ったら、お盆にアップルパイと飲み物を載せていた。
有難く頂戴しよう。

研磨「『いただきます』」

チラリと横を見ると、なんとも幸せそうに食べる研磨の姿が。その食べているものは自分が作ったのかと思うと、私まで口が綻ぶ。

『おいし？』

口の中の物が無くなるタイミングで聞いてみる。

研磨「ん、おいしいよ」

『んへへ。ね、前回のとどっちのが好き？今回はシナモンを多めに入れて、カスタードは入れなかったんだけど！』

研磨「ん〜、俺は前の方が好きかも。カスタードがほんとに美味しかった。あ、でもシナモンちょっとだけ入れたらどうなるのか食べてみたいかも。」

まぁどっちも美味しいけど。と言ってくれる。

『分かった！じゃあ今度はそれで挑戦してみる！』

研磨「うん、気が向いた時でいいよ。待ってる。」

『ありがと！あ、ねぇ。さっきゲームの棚見てたんだけどさ、研磨これ好きなの！？』

そう言って、先程拝借したものを見せる。

研磨「ドラ〇エ？まぁ、好きだけど。これ今ちょうどやってる途中だよ」

『そうなんだ！これ、チカちゃんもやってるんだけどなかなかストーリー進まなくてさ〜。研磨はどれくらい進んだ？』

研磨「(チカちゃん？)う〜ん、多分中盤くらいかな」

『へぇ！良かったら見てていい？』

研磨「いいけど、、見てるだけって面白いの？」

『面白いよ！ストーリーが！』

研磨「ふーん。じゃあ、やるね。」

こうして、ゲーム鑑賞会が始まった。