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*
あれ？
あそこにいるのはもしかして、佐久間…？
中庭の近くにそびえる大きな樹木、その葉に隠れるようにして彼がそこにいた
コロシアムは出ないと言っていたのに、どうしてここに居るのだろう
それにしても様子がおかしい
いつにも増して殺気立っているように感じるのは、気のせい……では無い気がする
佐久間と出会ってまだ数ヶ月だけど、それでも濃い日々を過ごしてきたつもりだ
まだまだ分からないことは沢山あるけれど、それでもあんな佐久間見たことがない
一言で表せば、憎しみ
憎悪とか苛立ちとかそんな負の感情を一心に背負ったような、そんなオーラ
何か、何だか良からぬ予感がする
「 あの、 」
誰かに声をかけよう
そう思った矢先だった
佐久間「 松村ぁぁぁっ………！ 」
突如として聞こえてきた、それは怒号
「 ………佐久間？ 」
その瞬間、降り注ぐ無数の剣とそして拳銃の数々
それが全て、国王の元へと一直線に向かう
一瞬の出来事だった
たちまち、砂嵐が辺りを包み込み一帯が隠れる
何が起こったのか分からない
そう思ったのは私だけでは無かったらしく、誰も悲鳴をあげない、皆が固まったようにピクリとも動けずにいた
それが消え去った時、残っていたのは
無傷の国王様
そして、傷だらけの北斗様の使い魔たち
北斗「 照……辰哉、 ！！ 」
その姿を見て、ようやく現状を理解することが出来た
佐久間が、国王様を襲撃した……？
そしてそれの身代わりとなったのは、北斗様の使い魔である照と辰哉
彼らに急いで駆け寄る北斗様
だけど、北斗様のお父様は2体に何も言わない
傷付いた2体を冷めた目で見つめると、すぐに佐久間を睨みつけた
松村「 ……佐久間の処分は、コロシアムが終わったら下す。 」
佐久間は既に大量の使い魔によって拘束されており、身動きが取れないような状態だった
威圧的なその声が、周りを圧倒する
緊迫した空気感
まるで生ゴミを見るような目で佐久間を一瞥すると、ひとこと命令を下した
松村「 あいつを牢獄へ連れて行け。 」
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FON(プロフ) - 如月ﾖｼﾉ。さん» 優しいお言葉をありがとうございます；＿；ただいま移行しましたので後半戦も宜しくお願いします！ (2020年9月14日 12時) (
レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
如月ﾖｼﾉ。(プロフ) - 新作いそがなくても大丈夫ですよ！FONさんのペースで頑張ってください！ (2020年8月30日 7時) (レス) id: 3bc10946d5 (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - aoiさん» コメントありがとうございます(^^)わぁ嬉しいです！！後半戦も楽しんで頂けるように頑張りますので移行後も宜しくお願いします！ (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - 蕾華さん» コメントありがとうございます(^^)えーんそんなこと言っていただけて光栄です；＿；これからもお互いに執筆活動頑張りましょうね！移行後も宜しくお願いします！ (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
FON(プロフ) - 如月ﾖｼﾉ。さん» コメントありがとうございます(^^)そんなこと言っていただけて嬉しい限りです！これからもお互いに執筆活動頑張りましょうね；＿；！ (2020年8月27日 23時) (レス) id: 916dce426a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：FON
| 作成日時：2020年4月21日 12時
