# ページ11
*
唇を離してその顔を見ると、予想通りの呆れ顔
岩本「 バテさせちゃうけどいい？ 」
「 さっくんの方がやばいから平気。 」
岩本「 それは言えてる、笑 」
さっくんはメンバー1の絶倫だけど
照もなかなか
伊達に筋肉マッチョじゃないな〜ってくらい、めちゃくちゃなせッくすしてくる
岩本「 じゃあ行こうか 」
と言われて、宙に浮く身体
「 お姫様抱っこは流石に照れる。 」
岩本「 持ち上げるだけでも軽い筋トレになりそう、笑 」
脳筋さん、何でもかんでも筋トレに繋げるな
そして軽い筋トレになりそうって、私disられているのかな？
まぁきっと、裏表のない彼の言葉にそんな深い意味は無いんだろうけど
岩本「 ほら、目を瞑れ、 」
ベッドに降ろされて、照が私の頬を撫でた
少し強気に言われるとウキウキしちゃう
そっと言われた通り目をつぶると、降り注がれるキスの○
舌が絡み合って、上手く呼吸が出来なくて、だけどキスは止まない
「 ねぇ照………もっと、欲しい。、 」
何度も離れる唇
だけど、身体は密着したまま
岩本「 こんなんで終わらせねぇから安心しろ。 」
彼の手が、私の服の中へと忍び込んだ
───
「 照〜〜 」
終わった後、水を取りにキッチンへ向かった照
3回戦もすれば、私は疲れちゃって動けない
頼み事があったから呼んだのに返事は返ってこなくて
その代わりに、何かを手にした照が寝室に戻ってきた
岩本「 はいはい、甘いものだよね、シュークリームとかで良かった？ 」
「 照！分かってるね〜！ 」
何も言わなくても分かるなんて！
私が嬉しそうにぽんぽん頭を叩くと、彼は、めちゃくちゃ嫌な顔をする
岩本「 俺、お前の召使いじゃねぇからな？ 」
「 じゃあボディーガード！強そうだから！ 」
岩本「 誰から守ればいいの？笑 」
「 ふっかとか。 」
岩本「 単純に可哀想、笑笑 」
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作者名：FON
| 作成日時：2020年4月3日 9時
