# ページ26
*
「 はい、じゃあ次のターン！王様だーれだ！ 」
佐久間「 俺だ〜！ 」
だけど勢いよく手を挙げたのは、さっくん
早速、まともではない人が王様になってしまったらしい
岩本「 一番王様に選ばれちゃいけない人間が選ばれてしまったな。 」
宮舘「 佐久間が王様な国って性と暴力に塗れてそう。 」
佐久間「 じゃあね、とりあえず俺に逆らった奴は俺に御奉仕の刑ね。 」
「 早速、暴君で死ぬ。 」
やっぱり彼は、イカれている
佐久間「 はい！A逆らったから、俺の股間におーいで。 」
その標的にされたのは、私
ニヤニヤとしているさっくんと対照的に、残りの2人は、どうも顔がひきつっている
宮舘「 佐久間、本当に気持ち悪い。 」
佐久間「 王様ゲームってこういうのじゃないの？ 」
「 別に構わないけど、私も気持ち悪いと思った。 」
岩本「 Aに気持ち悪がられるとか相当だな。 」
照くん、それ私に対しても悪口なの理解しているのかな
佐久間「 なんだよ！……分かったよ、じゃあね……1番の人が俺とちゅー。 」
何故、1番？
そう思って彼の視線を辿ると、完全に私の割り箸をガン見てしている
岩本「 ……いや、1番…俺。 」
佐久間「 は？Aじゃないの？ 」
宮舘「 Aが選ばれるのは3分の1の確率だもんね。はい、どんまい。 」
「 さっくん視力悪いの？これ2番だよ？ 」
さっくんは、何を見間違えたのか
始まったのは突然の薔薇展開
「 島動画回していい？ 」
岩本「 辞めろ。 」
佐久間「 バズるならいいよ！ 」
岩本「 辞めろ！！ 」
だけど被害者は、照のようだった
その後、半ば強制的に照に絡みに行くさっくんと
涙目になりながら断固拒否する照と
それを必死に撮影している私を
突然ドアを開けて見てしまった私たちのマネージャーが見てしまい、
しばらく、恥ずかしくて顔を合わせられなかったという話は
数年後に笑い話となっていた
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7065人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：FON
| 作成日時：2020年7月3日 6時
