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traveler270 ページ30

沖矢「坊や、志保は今不安で仕方が無いはずだ。志保が信頼を置いてる人間に近くにいてもらいたい。この場では坊やが適任だろ?Aの事はこちらに任せてくれ。志保を頼んだ。」ボソッ





昴さんは俺だけに聞こえるようにそう言って伊達さん達と建物の中に入っていった。



あんな言われ方されたら断れねぇじゃねぇかバーロー。





コナン「灰原、ゆっくり行こう。昴さん達に任せておけばAさんは絶対大丈夫だ!!」





灰原から返事が返ってくることは無かったが、俺は灰原を、励まし続けた。



Aさん、灰原の為にも絶対死ぬんじゃねぇぞ!!





ー萩原sideー

Aを救出する為に建物の中に入ったのはいいものの悲惨な現場だった。



取り敢えず俺達は走って2階の階段入口に向かう。



上には止まってるエスカレーターを階段代わりにして登った。



足止めをくらいつつも必死で走って1秒でも早くAを助けたい。





松田「A!!いたら返事しろ!!」





松田が大声をあげるが、向こうからの返答はない。





伊達「おい!!階段入口あそこじゃねぇか!?」





伊達が指さした方は瓦礫の山、その下に人影が見えた。





萩原「いた!!A!!」





ぐったりとしてるAに駆け寄って俺は絶句した。



あの子は意識があるって言ってたけど、今は反応がない。



それに、思ってよりも瓦礫に埋もれてて骨が折れそうだ。





沖矢「不味いですね。A、頭を負傷して出血してます。この様子だと体の方も重体でしょう。早く助け出さないと出血多量で失血死する可能性が……。」





松田「おい!!ふざけんなよ!!絶対死ぬんじゃねぇぞ!!」





伊達「意地でも助け出すぞ!!」





萩原「こんな所で死なせてたまるか!!それに、こんな所で死なせたら降谷と諸伏に合わせる顔がねぇ!!」





沖矢「私も同意です。特にショックを受けるのはAに助けてもらった彼女でしょう。それは避けたい。」





いつ崩れるかもわからない建物のに長居する理由はない。



Aが助かる為にも早めの救出が絶対条件。



俺達は無我夢中でAの上に重なる瓦礫を排除していった。



一つ一つはそんなに大きくないものの、量が、あまりにも多すぎる。



他にも数名連れてくるべきだったか?



かと言って今から1回戻って人を連れてくるのは得策ではない。



ただ悪戯に時間が過ぎるだけ、ただのタイムロスだ。



だったら俺達が死ぬ気になるしかないだろ!!

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癒し系猫 - 作者様!真澄じゃなくて真純ですよ! (2021年3月21日 10時) (レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - 273話の自分サイドの上から2行めの全身が前進になってます (2020年6月1日 18時) (レス) id: b64abaedd3 (このIDを非表示/違反報告)
- 362話の次も362話になってますよ (2018年12月10日 17時) (レス) id: bf2ef6660f (このIDを非表示/違反報告)
- んぁぁぁぁ!!更新待ってました!!いろんな人の心配(デレ)で顔ゆるみました。警察学校組と哀ちゃんとキッドが最高過ぎます・・・ (2018年12月9日 21時) (レス) id: bf2ef6660f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - やったぁ♪♪ 最新してる。夢主も目を覚ましたし。キットが何故か見舞いにきているし……アンケートはまさかの結末だった (2018年12月9日 21時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2018年11月11日 17時

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