【名探偵コナン】夢色traveler

traveler45 ページ46

驚いた。



景光さん、あの時のこと話してたんだ。



それにしても、沖矢さんもその話よく信じてくれたな。





諸伏｢A。Aはこいつのこと知ってるか？｣





『それがさ、聞いてよ景光さん！！実はみんながいなくなったあと、あまりにも興味が湧いちゃってさ、2日かけてコナンのマンガを1巻から最新巻まで読破しちゃったんだよ！！つまり、沖矢さんに限らずわりとみんなのこと知ってる……。』




諸伏｢マジか……。すげぇ行動力wwwwじゃあ……。｣





『うん。沖矢昴ことFBIの赤井秀一さんで、ウイスキートリオのライ！！』





諸伏｢流石っ！！と、その“ウイスキートリオ“はもう決定なんだなwwww｣





沖矢｢随分と物知りだな。｣





『ヒェッ！！』





見事な開眼！！



怖いって…目ヂカラなの？



よく分からないけど、視線が刺さる視線なんだよなぁ。





諸伏｢ライ、落ち着けって。A怖がってるから。それに、言っただろ？そういう世界だったんだって。実はな、ライはわりと早い段階で受け入れてくれたんだ。どうやら、俺が消えた瞬間を目の前でしっかり見たらしくてな。“信じた“というより、“信じざるを得ない“って感じwwww｣





『え“っ“！？目の前で見たの？それ、頭大混乱したんじゃ……。』





沖矢｢大混乱どころじゃない……頭がおかしくなったんじゃないかと錯覚したくらいだ。｣





『あ、喋り方。』





沖矢｢知っているのなら隠す必要はないだろ。｣





沖矢さんは、ついでに変声機のスイッチを押して元の声に戻していた。





沖矢｢あのあと大変だったんだからな。どう報告するか頭を抱えた。｣





『でしょうね……私も家に帰ったら見知らぬ男性が風呂場から出てきてるところを目撃するという今世紀最大の珍光景を目撃したんですから。』





諸伏｢あれは不可抗力だろ？2人して苦笑いするなよ…。｣





あれは、いつ思い出しても衝撃的だ。



どう考えてもファーストコンタクト間違えた感じだもんな。





諸伏｢はい、それについては終わり！！俺だって恥ずかしかったんだからな！！で？Aはなんでこの世界に？俺はもう会えないもんだと覚悟していたんだが……。｣

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