【名探偵コナン】夢色traveler7

今日のご飯【優奈:フリー】2 ページ13

『客人を硬いフローリングに寝させるのは良心が……というか、陣平さんは本当になんでウチ来てるの？道中に自分の家あるよね！？なんでそれをわざわざ通り過ぎてウチに来る！？』





松田｢萩原が行くのに行かない”って選択肢はねぇだろ。｣





もはや何言ってるのか分からない……。


私の理解の範疇を超えてるよ！？





萩原｢ねぇねぇA！！今日のご飯何？｣





『食ってく気満々かよ……。』





とはいえ、これも毎日の事なので、すっかり慣れてしまった自分がいる……本当に慣れって怖い！！





『うーん……4人かぁ。あ、そうだ。』





ポンと頭に浮かんだメニューが作れるか、冷蔵庫の中を漁る。


うん、野菜あるし、メインもあるし、いい機会だからやってみるかな……。





萩原｢決まった？｣





冷蔵庫から視線を外すといつの間にか隣に来ていた研二さん。





『決まったよ。でも、できるまでのお楽しみ〜♪』





萩原｢焦らすねぇ〜wwwwでもいいよ、そういうの好き♡｣





『じゃあ、できるまで少し待っててね。』





萩原｢ん。もし、手伝うことがあったら遠慮しないで言ってね？作ってもらうんだから、少しは働かないと。｣





変なところで律儀な人だ。


軟派に見られがちだけど、あぁいう気遣いできるところが研二さんのモテる理由なんだろうなぁ〜。、


まぁ、なんだかんだ結局のところ、7割程イケメンが占めてると思うけどね！！


イケメンだから、許されてるみたいな所あると思うよ！！


さてと……記憶を頼りにやってみますか！！


試しにやってみようって思ってたやつだから、本当は1人の時に作るつもりだったんだけど、思いついたし、なにより他の人の感想を聞いてみたかった。


この3人なら変な遠慮とかしないだろうし、なにより食いっぷりが良い！！


包丁がトントンなる音や、フライパンがジュウとなる音、自分が調理で立てる音をBGMに作業を進める。


すると、ふと感じる視線。


カウンターの向こうからキッチンをのぞき込む3人。


そんなにご飯待ち遠しい？





伊達｢Aは手際がいいな。｣





『え？そう？割と要領悪いと思ってるんだけど……。』





萩原｢動きに迷いがないよね！！｣





松田｢”作り慣れてます”って感じはする。｣





伊達｢Aはいいお嫁さんになりそうだな！！｣





『もうやだ、航兄さん。気が早い〜♪』





伊達｢結婚に早いも遅いもないだろ。｣

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