【名探偵コナン】夏色traveler

traveler47 ページ48

おいおいおい、嘘だろ……。



でもなんだろう？



研二さんと松田さんって聞くと何となく納得してしまう自分がいる。



そりゃそうだ、研二さんから聞いたエピソードを考えればいかにもやってそうだもん。



まさに“悪友“って言葉がピッタリだったもんな〜。



それと同時によくバレなかったな。



タバコの匂いってかなり残るって聞いたことあるんだけど…。



うちにある研二さんの服、もうすっかりタバコの匂い染み付いてるよ？



研二さん、まあまあヘビースモーカーだから仕方ないっちゃ仕方ないのかもね。



暇さえあれば庭でスパスパ吸ってるもんなぁ〜。



でも、実はぶっちゃけ研二さんの服についたタバコの匂い、なんだかんだ嫌いじゃない。



というか、もうその匂いが“研二さんの匂い“ってインプットされてしまったようで、気にならない領域にまで達してる。





『それでは、花金を祝しまして…カンパーイ！！』





萩原｢ブハッwwwwカンパーイ！！｣





宣言通り研二さんはやることを全てハイスピードで終わらせていた。



もちろん私も合間を見て、入浴やらなんやら済ませたからあとは晩酌にのめり込むだけになっている！！





『っはーーー！！生き返るーーー！！』





萩原｢Aちゃん、大袈裟wwwwあと、すっごくオッサン臭いwwww俺よりオッサンwwww｣





『なに！？なんか文句あるのかな！？』





萩原｢まっさか！！むしろ、裏表なくて俺は好きだよ？｣





『ん“ん“ん“ん“ん“っ“！！だから！！そう軽々しく“好き“とか言っちゃダメだって！！』





研二さん、本当になんなの！？ずるいって！！



もう少し自分のルックスの良さに気づいた方がいい！！



それで一体何人の女を泣かせてきたんだよ！！



研二さんと飲むのはついつい楽しくて、いつもよりも少し早いペースでどんどん缶の中身を空にしていった。





萩原｢Aちゃん、顔赤いけど大丈夫？｣





『そういう研二さんこそ赤くなってるよ？大丈夫？吐き気とかない？因みに私は体に出てるだけで理性はしっかりしてる。』





萩原｢の割には口数減ってきてるけどね。俺もまだ平気。だてに野郎5人で飲み会してないぜ！！｣





『何そのテンションwwwwダメなんだよね〜記憶があやふやになるまで飲む前に、眠くなって寝ちゃうんだよ…口数が減るのもそれが理由。私は友人に“あんた、シラフの方がうるさいってどういうこと！？“って何度も言われてるwwww』

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