【名探偵コナン】夏色traveler

traveler48 ページ49

萩原｢あー、なるほど。でも、俺もその友人ちゃんに同意だわwwww｣





『安心して、自覚してるから！！』ﾄﾞﾔｯ





お互いまだいけるならもう少し飲もうかと再び缶を煽ろうとしたら何処からガターン！！と轟音が響いた。



私は思わず研二さんと一緒に肩をビクッ！！とさせてしまった…。





萩原｢なに？今の音。｣





『この家の中から音がしたね。』





あるぇ〜？



おかしいなぁ…なぁんかデジャブだぞぉ〜？



前にもこんなことあったぞ？



そう、研二さんが来た時も全く同じ状況で、同じように大きな音が聞こえて…。



いや、まさかね？そんなことあるはずないよね？



私、一級フラグ建築士になった覚えは無いぞ？





『研二さん…とりあえず一緒に風呂場から見ない？』





萩原｢風呂場！？なんで風呂場！？｣





『同じなの。研二さんがここに来た時と、状況が全く同じなの。』





萩原｢Aちゃん、俺できればその予想したくないんだけど…。｣





『何言ってんの！？そんなの私も同じだよ！！“フラグ回収乙！！“なんて望んでないよ！！』





でも、ここまでドンピシャなことそうそうないだろ！？



研二さんを先頭に、2人で足音を殺しながら風呂場に向かう。



リアルの不審者だったら困るしね！！





『研二さん、湯船のお湯抜いた？』





萩原｢うん。いつも通り抜いたけど…｣





『あぁ…どんどん可能性が上がってく…』





萩原｢よし…じゃあ、俺が開けるから、電気よろしく。｣





『…うっす。』





萩原｢せーのっ！！｣ｶﾞﾁｬ！！ﾊﾟﾁｯ！！





中から不審者が出てくることは無かったけど、扉を開けた研二さんが固まっていた。





『研二さん？』





呼びかけても動かない。



顔を見てみると激しく動揺してるのが分かる。



研二さんの目線の先に目を向けると…。



黒スーツに天パ、手にはサングラスを持った男の人。





萩原｢まつ…だ……？｣





この人が松田さん？



ん？松田さん！？研二さんの親友さん！？



って事は…！？





『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！フラグ回収乙！！』





言うつもりなんてなかったけど、ここまでピッタリパズルのピースがハマるが如く予想通りだと思わず言っちゃうよね！！

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