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曇天の下 ページ4

炭治郎side


門の前で、どんよりと曇った空を見上げる。すん、と鼻を動かすと、少しだけ雨の匂いがした。

「それにしても、本当に俺が届けていいんだろうか」

手の中の手紙を見て、一人首を傾げる。
胡蝶さんから「竈門くん、このお手紙を宇髄さんに届けて貰っていいですか?」と、受け取った一通の手紙。
"隠の方ではなく、俺が届けることに意味がある"と言った胡蝶さんからは、何か複雑な匂いがした。

「...まぁ、来てしまったんだし、今更考えても仕方が無いな。よし!」

数回門を叩くと、出来る限りの声を張る。

「失礼します!鬼殺隊の竈門炭治郎です、宇髄天元様にお届け物に参りました!」

それから数秒、門が開いて使用人さんに中に通される。
宇髄さんの屋敷に鍛錬以外で来るのは初めてで、これは結構緊張する。
かちこちと硬い動きで歩きながら、宇髄さんがいるという部屋の前まで案内された。

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国見@いちご姫(プロフ) - 油性さん» とても続きが気になります!スランプ気味なのは承知です!!!!無理のない程度に更新よろしくお願いします!!!!待っています! (2020年10月15日 16時) (レス) id: 0b392edb58 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とても面白かったです、更新頑張ってください!! (2020年3月21日 6時) (レス) id: b9d0ac7fe6 (このIDを非表示/違反報告)
油性(プロフ) - ゆたうささん» コメントありがとうございます!!更新頑張ります! (2020年2月16日 21時) (レス) id: be31b72efa (このIDを非表示/違反報告)
ゆたうさ(プロフ) - 続きが気になります。更新がたのしみです! (2020年2月16日 21時) (レス) id: c39eaef263 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:油性 | 作成日時:2020年2月16日 21時

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