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第三者の視点2（side黄） ページ42
「で、急に。
Aが俺を見てない！言いだしたんよ。
あれか、合宿くらいの時か。」
そや…1年の時の合宿でAと絡みはじめたんやったな。。
「ちゃんと、ヨコもAもお互い好きやったんよ。
高校卒業して大学てキラキラしたとこ来てやで、いきなり年上の男からアプローチかけられんねん。
嬉しいしヨコやって顔も良いし。
でもな、時間てのは残酷な面も持ち合わせてんねんなー。
ちょっと違う？みたいのが積み重なっていくもんなんよな。恋愛て。」
「そこに、趣味の合うオトコが現れんねん。」
あ·····
「背伸びしなくていい、友達だから何でも言い合える、一緒にいて楽、そんなオトコやねん。」
「でも、彼氏のことも好きやねん。
どうしていいかわからん。」
「結局動いたんはヨコで」
「Aはふられたカタチやったけど、本質的には逆やね」
「ヨコが手を引いた」
「俺もヒナも口出さんと見てるだけやったけど
なんやろなー。
こう、周りから見ててしっくり来るんは
ヨコには悪いけど亮とAやった」
「ヨコもそれに気付いとったんよ。俺やないって言ってたから。」
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作者名：アイハ | 作成日時：2021年2月2日 21時
